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iPhone11はウィルスに感染する?症状の事例とウィルス対策
iPhoneなどスマホを利用する際に注意しなければならないのは、ウィルス感染です。
ここではiPhone11のウィルス感染のリスクと実際に感染した場合どのような症状が出るか、どう対処すればいいかなどについてまとめました。
目次
iPhone11がウィルスに強い理由
iPhone11はほかのシリーズと比較してウィルスに強い仕様になっているといわれています。
なぜ強いのかについて以下で紹介します。
OSがもともと強い、厳しい審査のあるのが大きな理由です。
iOSがウィルスに強い仕様
iPhone11にはiOSが搭載されていますが、こちらはウィルスに感染しにくい仕様になっています。
また、そもそもウィルス自体が作られにくくなっているのも特徴です。
理由は、iOSがアプリの活動を制限しているためです。
よってほかのアプリやシステムに干渉しにくいシステムなわけです。
App Storeの審査
iPhoneはApp Storeに公開されているアプリのみインストールできる仕組みです。
アプリを公開するには、App Storeの厳しい審査をクリアしなければなりません。
すなわちウィルス感染するような悪質なアプリの入り込む余地がないのです。
このため、ウィルスに遭遇しにくいのでリスクも低いといえます。
iPhoneがウィルスに感染する原因
基本的にiPhone11を普通に使っていてウィルスに遭遇する危険性は低いといえるでしょう。
しかしその可能性はゼロではありません。
いくつかウィルス感染する原因がありますので、以下で詳しく見ていきます。
iPhoneの脱獄による非公式アプリの利用
iPhoneはApp Storeでしかアプリはインストールできません。
しかしこれは原則論です。実は非公式アプリをダウンロードする方法はあります。
それは脱獄を行う手法です。
脱獄そのものはやっても違法ではありません。
しかしiOSで設定している利用規約には違反しています。
しかもセキュリティリスクが高まるので、むやみにやるべきではないものです。
悪意のあるサイトへのアクセス
データ通信をする際には、むやみやたらにいろいろなサイトにアクセスすべきではありません。
サイトの中には悪意あるものもあって、アクセスするだけでウィルス感染するケースもあります。
過去には、サイトにアクセスするとiPhoneが勝手に脱獄状態になる攻撃手法が話題になったこともありました。
ウィルス感染したPCへの接続
iPhoneとお手持ちのパソコンを接続していませんか?
バックアップをとるための手法で、接続自体は問題ないのですが、もし接続先のパソコンがウィルス感染していると、そこからiPhoneまでも感染するケースがあります。
例えば、パソコンがウィルスに感染し、その感染したパソコンにiPhoneを接続します。
するとウィルスに感染したアプリに置き換えてしまうのです。
このアプリを実行すると、スマホに入っている記録がすべて盗み取られるという手法が過去実際に出回りました。
ウィルス感染の偽装によるトラブルもある
iPhoneでネットサーフィンをしているときに、「ウィルスを検出しました!」というメッセージの出てくる場合があります。
ポップアップでこのように言われるとびっくりするでしょう。しかし大半は嘘です。
そして「ウィルス除去するにはこちらのサイトに」のようにURLがついています。
これが相手の目的で、このサイトにアクセスすると不正なアプリなどがインストールされてしまって、今度は本当にウィルス感染してしまうのです。
iPhone11がウィルス感染した場合の症状
iPhone11がウィルス感染した場合、いつもとは違った症状を見せます。
以下で紹介するような症状が現れた場合には、もしかするとウィルス感染しているかもしれないと思ったほうがよいでしょう。
iPhoneの動作が重い
以前と比較して、iPhone11の動作が重たくなった、そうなった原因の心当たりもなければウィルス感染の可能性があります。
感染したウィルスがバックグラウンド活動することで動作が重たくなっているためです。
もし怪しければ、バックグラウンドで実行しているアプリをチェックしてみましょう。
勝手に動作する
自分は触っていないのに、電源が勝手にオンやオフになる、起動する場合にはウィルス感染の可能性が出てきます。
ウィルス感染が認められなくても、故障している可能性が大です。
いずれにせよ一度修理に出してみたほうがいいです。
ポップアップが勝手に表示される
パソコンがウィルス感染すると、何度もポップアップ表示されます。
iPhoneでも同じような症状の現れる場合があります。
ウィルス感染のようなメッセージが出ている場合、偽物の可能性が高いです。
強制終了すれば、それ以上何か仕掛けられる心配はないので、下手に問い合わせたり、URLをクリックしないようにしましょう。
下手に操作すると状況は悪化してしまいます。
iPhoneのウィルスチェック方法
もしウィルス感染が疑われる場合には、本当にそうなのかチェックするのが優先です。
iPhoneのウィルスチェックをするにあたっておすすめのソフトを3つピックアップしました。
ノートン
パソコンを使っている人は、ノートンというセキュリティソフトをご存知かもしれません。
そのスマホ版も出ています。
ノートンモバイルセキュリティと呼ばれるもので、紛失や盗難などにも対応しています。
ウィルスバスター
ウィルスバスターもパソコンで人気のアンチウィルスソフトです。
こちらのモバイルバージョンもラインナップされています。
Webサイトのスキャン機能を搭載しているので、仕事などで多種多様なサイトにアクセスすることが多く不安な方におすすめです。
ESETセキュリティソフト
ESETセキュリティソフトは多種多様な攻撃から守れる、強力なアンチウィルスソフトです。
ほかにもIDやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報は自動的に暗号化され安心です。
30日間の無料体験版も用意されているので、まずはこちらを利用してその効果を確かめてみるといいでしょう。
iPhone11のウィルス対策
iPhone11を利用して、ウィルス感染した場合の対処策について紹介します。
最悪の事態も想定して、データのバックアップを普段からとっておくように心がけるといいです。
セキュリティアプリのインストール
iPhoneはもともとウィルスに強いといわれているので、少し前まではセキュリティアプリは出されていませんでした。
しかし徐々にiOSのウィルス感染事例が報告されるようになって、iPhone用のセキュリティソフトも出てきています。
心配ならこちらをインストールするとよいでしょう。
端末を初期化
セキュリティアプリを使ってウィルス駆除できない場合もあります。
その場合には初期化するのがおすすめです。
出荷状態に戻るので、ウィルスもきれいに取り除けます。
ただしこの場合、スマホに入れているデータやアプリもすべて失われてしまうので注意が必要です。
そこで、バックアップを取ればいいのではないかと思う人もいるでしょう。
しかしバックアップを取れば、その中にウィルスも含まれてしまいます。
このバックアップを端末に入れた瞬間、またウィルス感染してしまうわけです。
バックアップを取らずに端末を初期化するということを覚えておいてください。
買い替える
セキュリティアプリをいれたり、iPhoneを初期化しても、症状が改善しなければ、買い替えを検討しなければなりません。
まだ知られていないウィルスの感染もしくは故障が疑われるからです。
iPhone11の寿命だと思って、あきらめも肝心です。
まとめ
iPhoneは基本的にウィルスに対して強いですから、感染の心配をする必要はないでしょう。
しかし脱獄して、非公式のアプリなどをダウンロードすると感染リスクが高まります。
脱獄は規約違反ですから、行わないことがまず一番手軽に行えるウィルス対策です。
そのほかには身に覚えのない、怪しいメールやWebサイトを不用意に開かないようにすることです。
悪意あるサイトにアクセスするとiPhoneを勝手に脱獄してしまうなどのトラブルが起こりうるからです。
このようなポイントに注意してiPhone11を利用すれば、ウィルスに感染するリスクを最小限に抑制できるでしょう。