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iPhoneが水没した!応急処置方法を知っておこう!

iPhoneが水没した!応急処置方法を知っておこう!

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  • iPhone
  • 公開日:2018年10月31日   更新日:2019年09月28日

    これは絶対あってはならない事ですが、iPhoneを水辺やお風呂など、水なる場所に持ち込む事は絶対やってはならない事です。

    確かに、最近のiPhoneでは、防じん防水機能があり、水に強いというイメージがありますが、あくまでも防水機能であり、完全防水ではないのです。

    iPhoneのカメラ機能は、随分高性能になり、使用したいという気持ちはよくわかります。

    また、LINEやSNSなど、すぐに返信したい気持ちがよくわかりますが、そんな時にこそトラブルはつきものなのです。

    万が一、iPhoneを水没させてしまった場合、即座に行動を起こす必要があります。

    応急措置としてその対象方法をいくつか身につけておくと、いざという時に最悪のケースを避けられるという事も考えられます。

    iPhoneが水没!応急に処置する方法

    まず最初に、多くのiPhoneユーザーに伝えたいのは、水没させてしまっても慌てずにすぐに対処するという事です。

    昨年、2017年に発売されたiPhoneXとiPhone8ですが、防じん防水機能がさらに強固なものになり、密閉度がさらに高まりました。

    しかし、これは決して完全防水ということではなく、あくまでも防水機能が強化されたという事なのです。

    したがって、最新機種であっても水のある場所での使用は控え、落としやすい胸ポケットやカバンの外側などには、入れておかないように心掛ける事も大切です。

    しかし、誤って手がすべってしまい、水の中に落としてしまうという事は十分考えられます。

    その時の対応策としていくつかの応急措置を覚えておく事で、最悪の状況を避けられる可能性も増えるというものです。

    ただし、あくまでも応急措置ですので、その後の不具合や動作不良が生じた場合は、速やかに修理店などで確認してもらうことも大切です。

    電源をオフにする

    水没事故は、外出先などで起こしてしまうと、対応策に困ってしまいます。

    家庭や学校あるいは社内などで、トイレに落とす、お風呂の浴槽に落とす、あるいは家事を行っている際に水の中に落としてしまう事は、十分に考えられることです。

    こんな時、まず第一に行わなければならないのは、iPhone本体の電源をオフにするという事です。

    電源がオンの状態のままだと、水分が本体の中に入り込んで、内部ショートを起こしてしまう危険性がある為です。

    もし、この場で電源をオフにできない状況に陥った時はどうしたらいいのでしょう。

    それには、パソコンからiCloud経由でオフにする方法があります。

    この場合は、iPhoneを探すから、AppleIDのパスワードを入力するとオフにする事ができますので、万が一の際の為にも方法を覚えておきましょう。

    ただし、慌てずに、iPhoneの水分を完全に取り去ってから行います。

    カバーやイヤホンを取り外す

    利便性の高いiPhoneは、軽量でコンパクトな上、場所をほとんど選ばない使い勝手の良いもので、電波さえ入ることが確認できたら、最強といってもいいでしょう。

    水没事故が考えられる場所としては、まずアウトドアでよく出掛ける事のある山や海などの水辺です。

    利用者の多くは、水没事故の可能性を考えて、あまり水辺に持ち込まないよう考えているとは思います。

    しかし、どうしてもカメラを使用したい時には、水辺の近くで使用する事もあります。

    iPhoneの水没事故は、落下事故と同様に、手指を滑らせて誤って落としてしまう事です。

    水の中に落としてしまう事は、とてもショックなものですが、そんな時こそ素早い応急措置こそが重要なポイントとなってくるのです。

    まず、すぐに拾い上げて、タオルなどで水気を拭いたなら、素早く電源を落としますが、この時にカバーやイヤホンを取り外す事も忘れずに対応しましょう。

    少しでも、故障の危険性を減らす為にも、本体に水が浸み込まないようにしなければなりません。

    SIMカードを取り出す

    iPhone本体と同様に、大切なものがSIMカードといえます。

    SIMカードとは、スマートフォンや携帯電話になくてはならないもので、簡単にいえば通信するために必要なカードということが言えるものです。

    SIMカードの中には、所有者と使用するスマートフォンに関する通信情報が入っています。

    このSIMカードが破損してしまえば、いくらiPhone本体が無事であっても、通信機能が一切使用できなくなってしまいます。

    そこで、水没事故を起こしてしまった際には、このSIMカードが水に濡れて使用不能にならないように、iPhone本体から取り出する必要があるわけです。

    SIMカードの取り外し方は、購入した際に付属している、SIMカード専用の取り出しツールを使用してSIMカードトレイを引き出します。

    無ければ書類などを挟むクリップを利用して、穴に差し込みSIMカードトレイを引き出してください。

    ティッシュなどで水分をしみこませる

    近ごろのiPhoneは、防じん防水機能が標準装備され、水にも非常に強い造りとなっていますが、完全防水ではないという事を頭に入れておきましょう。

    特に、2017年に発売されたiPhoneXやiPhone8などは、防じん防水機能がさらに強化され、密閉性が非常に高くなっています。

    実際に、水にも非常に強く作られていますが、だからと言って水の中に落としてしまえば、本体の中に水が染み込んでしまう可能性は否定できないのです。

    したがって、水没事故など、水の中に落としてしまった場合は、利用者の対応策として、いかにiPhone本体の内部に水が浸み込まないような工夫が必要となってくるわけです。

    タオルなどの生地は、水の吸収力が高く、まず最初にiPhone本体の水分を取り去る事には優れています。

    ただし、完全に取り去ることは難しく、一度タオルで拭いたらiPhoneをティッシュでぐるりと巻き、別の乾いたタオルでさらに巻いてしばらく放置しておきます。

    乾燥剤を入れた密閉できるビニール袋に入れる

    水没事故は、iPhone本体の応急処置と、対応時間がカギを握っているといっても過言ではありません。

    対応措置が適切であれば、iPhone本体の故障の危険性が減り、その後の不具合などの危険性もそれだけ少なくなるという事です。

    これまで、水没事故を起こしてしまったら、手早く拭き取り電源を切ってしまう。

    そして、つながっているイヤホンなどのコード類を外してしまい、SIMカードトレイからSIMカードを取り出して置きます。

    その後の処置として水分をいかにして、除去してしまうかがカギだということです。

    つまり、水没事故で一番危険なのは、水分という事になります。

    できれば、中までバラしてドライヤーで乾かしたいものです。

    が、熱した空気に触れてしまえば、水分が蒸発し内部の精密機械を痛めてしまう危険性があります。

    そこで活躍するのが、乾燥剤を入れた密閉できるビニール袋に入れるという方法です。

    乾燥材は、驚くほど細かな水分を取り去る効果を持っているのです。

    iPhoneを修理に出した方が良いケース

    水没事故が怖いのは、小さなコンピューターでもあるiPhoneの内部に水分が入り込み、精密回路や内部機器を動作不良にしてしまうことです。

    簡単に言えば、水の中に落とさなくとも、大気中に水分が多くあるような環境下で、iPhoneを使用していても、これらの危険性があるという事になります。

    他にも、水分による危険性は十分に考えられます。

    テーブルなどに置いている際に、コップが倒れてしまったり、トイレで手を洗っている際に、iPhoneを落としてしまうといったケースも考えられます。

    こうした水分に、iPhoneを触れさせてしまった場合は、なるべく水分を取り去る工夫をします。

    しかし、それでも何らかの症状が出てしまう可能性も否定できません。

    そこで、iPhoneを修理に出した方が良いケースとは、どのような場合なのか、いくつかのケースを参考にして、今後の判断材料にしてください。

    応急処置をしても電源が入らない

    水没事故の応急処置として、速やかに水の中からiPhoneを引き上げます。

    乾いたタオルでiPhone本体を拭きあげたら、まず電源を落とし、付属するアクセサリーなどをすべて外してしまいます。

    さらに、iPhone本体を使用するのに、大変重要なパーツであるSIMカードを取り出し、これも丁寧に水分を取っておきます。

    そして、改めてiPhone本体をよく拭き、水分を取り去る工夫をしたら、乾いたタオルにiPhone本体を包み込み、乾燥材を入れたビニール袋の中に入れましょう。

    以上が水没事故の応急処置として、最善の策と言えるものです。

    でも、これらの対策を施してみても、後日電源がどうしても入らないといったケースが考えられます。

    まず対策として、バッテリーの不具合や充電不足を考慮して、充電が可能であるか確かめてみましょう。

    なぜなら、iPhone本体の電源が完全にオフになっていても、充電ケーブルのコネクタ部分を差し込むと、電源が入る仕組みにiPhoneの仕様がなされているからです。

    ジュースやコーヒー等の液体がかかった

    水没事故以上に、非常に厄介なのが、ジュースやコーヒー等の液体がかかってしまったといったケースです。

    食事中の食卓であれば、しょうゆやソースあるいは、みそ汁などをこぼしてしまう危険性もあります。

    こうした場所ではiPhoneを出しっ放しにしないという事が大切です。

    こうしたケースは、目上の人やご家族などが注意するものですが、第3者の立場としてなかなか注意しにくいものです。

    とはいえ、自分ではなく、相手がこぼしてしまうという危険性をかんがみても、食事中はiPhoneを出さないという事が、危険性を考えても最善の方法と言えます。

    しかし、相手から電話やメールなどが来た場合、ビジネスにiPhoneを使用しているのなら、なおさら全く使わないというわけにはいきません。

    万が一、こうした調味料や糖分の入った液体が、少量ではなく大量にかかってしまった場合、洗い流して取り去る必要があります。

    この時、水没事故の対処法と同様の方法をとります。

    海水に落とした

    同じ水没事故でも、海水と真水とでは段違いに危険性が異なります。

    なぜなら、真水はほとんど不純物を含みません。

    そのため、しっかりと対処法通り、水分を除去さえしてしまえば、元通りiPhoneを使える可能性が高いからです。

    海水の場合、ネックとなるのは、塩化ナトリウムつまり塩分です。この塩分ですが、金属を腐食させる効果が非常に高いのです。

    海水の中に落としてしまい正しく処置を行い、その後正常に作動したとしても、しばらく経った後に不具合や故障が生じてしまう可能性があるからです。

    したがって、さらに適切な処置を行う為には、一旦きれいに拭きあげましょう。

    そして、電源をオフにしすべての付属品を取り除いたら、もう一度清潔な真水で洗う必要があります。

    SIMカードを取り出し、一連の処置を行っていきますが、その後不具合が生じてしまった場合は、速やかにiPhoneを修理店などに持ち込む必要があるでしょう。

    iPhoneを修理に出す方法

    iPhoneの水没事故として、一番最悪のケースとしてなのは、川や海の中に落としてしまい、なかなか探し出せず拾い上げるまでに、時間を要してしまう事です。

    特に水没事故の中でも、海の中は海水である為、その後の故障につながりやすいという事があります。

    不具合などの症状が出たら、速やかに修理店などに持ち込み、相談するというのも最善の策となります。

    皆さんは、iPhoneの本体に、水没マークというものがある事をご存じでしょうか。

    実は、iPhoneの本体には、水没の経験があるのかを確認する為の水没マークがあるのです。

    これは、修理業者が水没事故があったのかを判断する目安となるもので、iPhoneの機種の種類によって、この水没マークのある場所が異なっています。

    例えば、iPhone5あるいは6シリーズであれば、SIMカードトレイの内部にあり、iPhone3Gであればイヤホンジャックとコネクタの2カ所にあります。

    この部分が白であれば水没なしと判断され、赤であれば水没ありと判断されるわけです。

    Apple Storeで修理を依頼

    一言にiPhoneの水没事故といっても、そのケースは様々といってよいのではないでしょうか。

    Apple Storeには、毎日のように水没事故が要因で、故障してしまったケースがよく見かけられます。

    Apple Storeといえば、メーカー保証が売りの一つとなっています。

    iPhoneは通常、購入時に1年間の保証期間がありますが、Apple Care+はこの保証期間をさらに延長するものです。

    Apple Care+に加入する事で万が一の不具合の際に、無償または低価格での修理が行うことができます。

    ただし、気をつけておかなければならないのは、水没事故はこれらの補償対象とはならないという事です。

    水没事故の判定は、液体侵入インジケータによって、しっかりと判定されますので、ユーザー側が水没していないと言い張っても、通る事はありません。

    水没事故判定は、液体侵入インジケータである水没マークによって判定されますので、汗で濡れても水没事故と判定される場合があるのです。

    携帯キャリアのサポートに依頼

    液体侵入インジケータとは、一般に水没マークとして知られているもので、修理業者が水没であるか否かの判断材料を行う個所でもあります。

    水に濡れてしまえば、赤くなり水没事故と判定され、仮に水に濡らしてしまっても、この水没マークが白ければ水没判定とはみなされません。

    以前は、機種によって、この水没マークの箇所が異なっている場合もありました。

    現在の新機種であるiPhoneXや8などは、共にSIMカードトレイの場所にあります。

    携帯キャリアのサポートを利用するメリットとして、個別の保証制度に加入できるという点です。

    三大大手と言われる各社携帯キャリアでは、独自の保証サービス制度を導入していますので、こうした補償制度を利用するという方法もあります。

    Appleの保証では、水没事故に関しては保証を受けられません。

    しかし、携帯キャリアのサポートでは、水没事故後の対応として無償あるいは、低額でのデータ復旧のサービスを行っています。

    修理専門ショップに依頼

    iPhoneの専門修理店では、水没事故に関して言えば、同様のケースで修理を行っている場合も多く、独自のノウハウを持っている場合も多いものです。

    水没事故の場合は、その時問題が生じていなくとも、しばらくたって動作不良や不具合が生じてしまう可能性があります。

    おかしいなと感じたらまずは、こうしたiPhoneの専門修理店に相談することをお勧めします。

    ユーザー側としても、少しでも早く対処する事は、その後の最悪の状態を回避する意味でも大切な事なのです。

    修理専門ショップのメリットとしては、対応がかなり早いという事が言えます。

    当日修理を、基本としているiPhone修理専門ショップも多く、データ復旧も行ってくれる場合もあります。

    水没事故で慌てるユーザーたちにとっても、iPhone修理専門ショップの迅速な対応は、かなり大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

    まとめ

    水の危険性を承知していても、ついiPhoneのカメラ機能やLINEやSNSなどが気になってしまい、そうした場所でも持ち歩いてしまうものです。

    万が一、iPhoneが水没した場合、まず慌てると事なく本体をよく拭き取り、冷静に応急処置などの方法を実行しましょう。