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iPhone7のホームボタン修理が必要な状態とは?
2016年に第10世代として登場し、iPhone史上初となる防水&防塵機能が注目されたのがiPhone7です。
iPhone7から、ApplePayが可能となったのも話題となりました。
そんなiPhone7も、使っていくうちにホームボタンの劣化があるのは否めません。
ホームボタンを押しても反応しないという場合は、修理が必要です。
iPhone7のホームボタンが故障する原因や、修理する方法を紹介します。
目次
iPhone7のホームボタン修理が必要な状態
何度も押さないと使えない
いつものようにiPhone7を使おうとして、ホームボタンを押したのに反応しなかったため、もう1度押したところ普通に使えた。
この場合は押し方が悪かったのかな?と思えます。
しかし、また同じ状態になり、そのうち何度も押さないと使えないようになってきます。
本来1度押せばよかったホームボタンが、何度も押さないと使えないというのは修理が必要というサインです。
購入時期やオプションによっては、まだ保証期間内である可能性が高いので、早めに修理をすれば修理費用0円で済みます。
強く押さないと使えない
何回か押せばなんとか反応していたホームボタンも、放置しておくと、もっと反応が悪くなってきます。
そうなると、毎回力を入れて押さないと使えなくなってきます。
この現象が起きているということは、内部の金属板が劣化しているか、陥没している状態と考えられます。
また、毎回力を入れて押すので、金属板の凹みや陥没はさらに大きくなります。
押しても全く反応しない
ホームボタンは、ボタンを押すことによって金属板に触れ、反応し動作します。
しかし、金属板の凹みや陥没が大きくなると、力を入れて押しても金属板に届かなくなります。
そして、接触不良により全く反応しなくなってしまいます。
こうなるとごまかしながら使うことができないので、修理に出さないと解決しません。
対処法としては、ホームボタンを画面に表示させるAssistive Touchを使う方法があります。
設定から簡単に行えますが、動画を見るときに邪魔になるので一時しのぎにしかなりません。
ホームボタンが故障する意外な原因
汚れた指で触る
iPhone7のホームボタンが使えなくなる主な原因としては、汚れた指でホームボタンに触るということが考えられます。
ホームボタンは汚れた指で触れることを想定して作られていません。
汚れにもいろいろな種類はありますが、あまりにも汚れた指だと反応しないことがあります。
また、その汚れがホームボタンの隙間に入り込んでしまい、不具合の原因となります。
iPhone7を使う場合は、清潔な手で使うことを心がけましょう。
湿気が多い場所で使う
iPhone初の防水機能がiPhone7の魅力ですが、完全防水というわけではありません。
今までのiPhoneに比べて、多少水に濡れても即水没扱いにはならないというだけです。
当然ですが、湿気の多い場所で使えば、ホームボタンの隙間から湿気が入り込みます。
そして、内部が腐食したり劣化したりして、故障の原因となる可能性は否定できません。
防水機能があるからと安心してしまいがちですが、完全防水ではないということを覚えておいてください。
少しくらい水がかかっても問題ありませんが、湿気の多いところに長時間放置するなどは避けた方がいいでしょう。
ポケットに入れたまま座る・立つを繰り返す
カバンを持ち歩かない人は、iPhoneをズボンのポケットに入れておくことがあります。
ズボンのポケットに入れたまま立ったり座ったりすると、その度にiPhoneに負荷がかかります。
1回や2回では大したことはなくても、毎日のように、立ったり座ったりする度に負荷をかければ、故障の原因になる可能性も出てきます。
また、何かの拍子にホームボタンを強く圧迫してしまうこともあるので、ポケットに入れないか、カバーを使うなどの工夫が必要です。
カバーをつけていても負荷がかかるので、できるだけズボンのポケットに入れっぱなしにしないようにするのがおすすめです。
iPhone7のホームボタンを修理に出す手段
AppleStoreで修理を依頼
iPhone7のホームボタンは、使っているうちに修理が必要になることもあります。
使い方にもよりますが、ホームボタンの使用頻度は高いので、反応が悪くなったと感じたら、早めに修理して交換しておくといいでしょう。
ホームボタンの修理は、AppleStoreに持ち込めば受け付けてもらえます。
AppleStoreでの修理は、保証期間内なら無料です。
保証期間については購入時の1年保証か、AppleCare+加入で2年のどちらかです。
ホームボタンやバッテリーは、特に交換が必要になることも多いパーツです。
なので、購入時にAppleCare+に加入しておくとよいでしょう。
2年以内の自然故障なら無料で対応してもらえます。
また、購入時1年保証だけだと、保証期間内であっても、過失や事故で修理が必要になった場合は有料です。
しかし、過失や事故でもAppleCare+に加入している人は、修理サービス料金で対応してもらうことができます。
iPhone7のホームボタンの修理は、サービス料金が適用されれば11,800円です。
AppleCare+未加入で故意や事故が原因だと35,800円かかってしまいます。
過失や事故に備えるという意味でも、AppleCare+に加入しておくと安心です。
AppleStoreに修理を依頼する場合は、データの初期化が行われます。
iPhone修理専門店に依頼
AppleStoreは正規店という安心感はありますが、保証対象外になると修理費用が高くつきます。
ホームボタンの修理という小さい範囲の修理に、35,800円を出すのは高いと感じる人もいるでしょう。
iPhone修理専門店に依頼すれば、少し費用を安くできます。
間違いなく正規店よりは安く済みます。
修理費用については業者による違いはありますが、だいたい8,000円前後でやってもらえます。
故障の原因が自然故障であっても過失や事故であっても料金は同じです。
また、iPhone修理専門店の場合は、修理の前にデータを初期化することもありません。
ただ、データの初期化は行いませんが、修理の過程でデータが失われてしまうことはまれにあります。
滅多なことでは起こりませんが、そういう可能性がゼロではありません。
そのため、業者によっては修理を受ける条件として、承諾書へのサインを求められることがあります。
iPhone修理専門店に依頼する場合も念のためデータのバックアップは取っておくといいでしょう。
iPhone修理専門店ではデータの移行やバックアップ代行サービスなどもあります。
面倒だったり、やり方がよくわからなかったりするなら、そういったサービスも一緒に依頼するといいかもしれません。
ただし費用がかかります。
自分でホームボタンを取り寄せ交換する
iPhone修理専門店でも、iPhone7のホームボタン修理は8,000円前後かかります。
安く済ませたいなら、自分で交換するという選択肢があります。
ホームボタンは購入できますので、取り寄せして、交換できます。
ただしホームボタンの交換にも、分解作業が伴います。
精密機器を分解するので、内部の仕組みを理解せず適当にしたり、雑に扱ったりすれば大切なその他のパーツを損傷させてしまうこともあります。
こうなるとホームボタンを交換しても、電源が入らないなど他の問題が生じることになります。
Appleでは過失による故障は修理を受け付けておりません。
自分で交換したことによるトラブルは全て自己責任になります。
分解してしまい手に負えないからと、Appleに持って行っても修理はしてもらえません。
この場合は新しく本体を買い直しになります。
となると費用を節約するどころか、かえって高く付くことになってしまいます。
できれば、修理の専門家にお任せするのをおすすめします。
まとめ
iPhone7に限らず、ホームボタンがあるiPhoneは、ホームボタンの故障があるのも否めません。
あまり雑に扱うとホームボタンが使えなくなることもありますし、丁寧に使っていても経年劣化します。
そして、不具合が出始めても、そのまま使い続けると、金属板のへこみや陥没がひどくなり、本体基盤にまで影響する可能性もあります。
そうなると、修理費がかさむだけでなく、買い替えも必要になるかもしれません。
不具合が出始めたと思ったらすぐに対処することがiPhoneの長生きの秘訣です。
修理する場所には選択肢がありますし、費用もそれぞれです。
自分にとってベストな方法を選んでください。