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iPhoneを復元できない!どう対処すべき?

iPhoneを復元できない!どう対処すべき?

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  • iPhone
  • 公開日:2018年12月02日   更新日:2019年09月28日

    既に生活でごく当たり前に利用するものとなっているのがスマホ、iPhoneなどモバイル商品です。

    便利に使っているiPhoneが動かないとなると生活に支障となる方も多いです。

    動作不良が起きた場合など、アプリやデータを整理して直ることもありますが、トラブルが解消しない場合にはバックアップを取ってから復元することになります。

    しかし、このバックアップからの復元がうまくいかないこともあるのです。

    iPhoneでバックアップ復元ができない原因

    軽い動作不良の場合、アプリやデータの整理を行うことでいつものような状態に回復する事もあります。

    しかし、何らかの深刻な不具合が起きていることでアプリやデータの整理では状態が回復しないこともあるのです。

    その場合、iPhoneの復元機能を利用することになります。

    復元というとトラブルが起こる前の状態に戻すというイメージがありますが、基本的には初期化と同じです。


    復元することによって購入時、工場出荷状態に戻すという作業になります。

    となるともちろん、内部に保存していたデータ、独自の仕様も元に戻ります。

    復元や初期化を行う際に必ずバックアップを取るようにといわれるのは、工場出荷状態になり内部のデータなどが削除されてしまうためです。

    こうした初期化と同じ意味の復元と、もう一つ、復元という言葉を使うことがあります。

    それは、バックアップを取りそれを本体に戻す時の「復元」です。バックアップがうまくいっても復元ができないのでは困ります。

    バックアップから復元する際に、復元できない理由にはどのような理由があるのでしょうか。

    iPhoneの復元ができない状態の原因にはいくつかあります。

    例えば、ハードウェアに問題がある場合、OSのアップデートが行われず最新状態になっていない、ネットワークがつながっていないなどです。

    まずはバックアップからの復元ができない原因をつかむことが必要となります。

    何が原因となっているのか試す方法はiPhone、パソコン、それにネットワーク状態やネットワークの環境など色々あります。

    パソコンのOSが対応していない

    復元する時にはパソコンを利用して復元しますがパソコンのOSに問題がある場合もあります。

    iPhoneの復元に対応できないパソコンのOSの場合、データが消失したりエラーとなる事もあります。

    バックアップの復元ができないだけじゃなく、データがおかしくなることもあるので、パソコンのOSが対応しているか調べることも必要です。

    OSが古いと復元ができないこともありますので、バージョンアップされているかを確認します。

    バージョンアップされていないようなら、バージョンアップしてから復元作業をしてみます。

    そこで復元がまたできないという場合には、iPhoneがバージョンアップされておらず復元できない状態になっている可能性があります。

    iTunesのバージョンが対応していない

    iTunesからバックアップを復元できない時、iOSに問題がない場合にはiTunesのバージョンが古いこともあります。

    バージョンが最新の状態にならないとバックアップからの復元ができないので最新の状態にすることが必要です。

    iTunesのバージョンを確認する、またアップデートするには、App Storeを開きアップデートを選択します。

    最新のバージョンにアップデートされていない場合には「未インストール」と表示されます。

    未インストールと表示されたらアップデートを開始することで最新の状態にすることができるので更新しましょう。

    これでiTunesのバージョンが最新になりました。バックアップデータの復元を行ってみてそれでもできない場合にはほかに原因があります。

    iOSが最新バージョンではない

    iPhoneのiOSが最新の状態になっていないことでも、バックアップからの復元ができません。

    そのため、現在のiPhoneのバージョンを確認し最新の状態でないようならアップデートします。

    iPhoneのバージョン確認はホーム画面の設定から行うことができます。

    設定から一般、ソフトウェア・アップデートを選択するとソフトウェア・アップデートの画面に移ります。

    その画面を見ると現在利用しているiOSのバージョンが確認できます。

    この時、iPhoneのiOSの状態が最新であれば「お使いのソフトウェアは最新です」と表示されるはずです。

    そう標示されない場合、最新の状態にアップデートする画面になりますので、指示された通りにすれば最新の状態になります。

    こうしてiPhoneのiOSを最新の状態にしてからバックアップの復元を行ってみて、できないようなら別の原因です。

    ネットワークがつながっていない

    バックアップからの復元ができないという時に案外多いのが、ネットワークの不具合です。

    パソコンのインターネット環境が崩れている事もあるので、ネットワーク環境を調べてみる事も必要です。

    無線にされている方はWi-Fiに接続できている状態か確認します。有線の方はLANがしっかり接続されているか確認してみます。

    Wi-Fi環境の場合、ネットワークが何かの原因で不安定になっている事もあるので、ネットワークの強さが正常かどうか見てみましょう。

    不安定な状態になると途中で通信が切れてしまう場合、正常に復元できないのです。

    また、ネットワークではなくパソコンに問題があるということも考えられます。

    他のデバイスがあるようなら別のデバイスが正常にネットワーク通信できるか試してみるといいでしょう。

    別のデバイスで正常にネットワーク通信できるようならネットワークには問題がないとわかります。
    別のことが原因で復元できない状態とわかるのです。

    またパソコンを購入し電気店やパソコンショップの方が設置に来るとき、市販されているケーブルではなくケーブルを作って利用する事があります。

    LANケーブルはキットがあれば作ることができます。

    有線で利用するときは、利用する場所に合った長さで利用できるように、その場でLANケーブルを作って利用する事もあり、その状態がよくないということもあります。

    口の部分が弱っていたり、ケーブルがしっかり接続されていないということもまれにあります。

    そのため別の市販されているLANケーブルに差し替えてみたらうまくいくということがあるかもしれません。

    復元ができない時のパソコン側の対処方法

    iPhoneをプライベート以外、仕事にも使っている人が多いので、バックアップからの復元ができず使えない状態になると生活にも仕事にも大きく影響します。

    復元ができない時、iPhoneではなくパソコン側に不具合がないか、確認してみることも必要です。

    ネットワーク設定を確認する

    ネットワークの設定がおかしくなっている事もあります。

    ネットワークの設定なんてまったくいじっていないという時でも設定がおかしくなることが結構あるようです。

    不安定な状態という時ももう一度設定し直すことで回復する事があるので設定してみましょう。

    Windows10の場合はスタートボタンを右クリックしネットワークの接続という所を選択します。

    画面の中からイーサネットという部分をクリックしその中の「この接続の設定を変更する」をクリックします。

    この時ログインしているユーザーに管理者制限がない状態でユーザーアカウント制御画面が出たら管理者のパスを入れて「はい」をクリックすると画面が出てきます。

    インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IP)を選択しプロパティを開けます。

    IPアドレスを自動的に取得する、DNSサーバーのアドレスを自動的に取得するにチェックを入れて、

    詳細設定を開き、IPアドレスがDHCP有効となっていることを確認します。その上でWINSというタブを選択、規定値を選択してOKです。

    次にインターネットプロトコルバージョン6(TCP/IP)からプロパティ、IPv6アドレスの自動取得とDNSサーバーのアドレスを自動的に取得するを選択します。

    そして、詳細設定を開き、自動構成のみとなっていることを確認しOK、これでネットワークの設定ができているはずです。

    USBケーブルを純正にする

    ネットワーク環境も調べてみて設定がおかしくなっていないのに、それでも復元がうまくいかない場合、USBケーブルに問題が起きている事もあります。

    USBケーブルを替えたら復元できたということもあるので、ほかにケーブルがあるようなら交換します。

    可能であれば純正のUSBケーブルを利用しましょう。

    ケーブルに何も問題がないようでも、ケーブル内部で断線となっている事もあります。

    その場合正常に復元できないのでケーブルを替えることも試してみましょう。

    PCのOSを最新にする

    パソコンのOSが最新の状態になっていないことから復元ができないこともあります。

    これが原因となっているようなら、OSを最新の状態にすることで復元できます。

    最新の状態にするためにはWindows Updateを行う必要があるのです。

    スタートボタンをクリックし、ネジのようなマークをクリックすると設定画面が出てきます。

    その中に更新とセキュリティというところがあるのでそこをクリックまず更新プログラムのチェックを行います。

    新しいバージョンに更新されている場合は、利用可能な更新プログラムはありませんというメッセージが表示されているはずです。

    更新プログラムがある場合には、「更新プログラムを確認しています」から「更新プログラムをインストールする準備をしています」にすすみます。

    次いで「更新プログラムをダウンロードしてます」といったメッセージが出てきます。

    その後、そのままにしておくことで更新プログラムが実行されインストールが終わります。

    インストールが終わるとお使いのデバイスは最新の状態ですというメッセージが出てくるのでアップデートされたことがわかると思います。

    インストールをすると再起動を求められることもありますが、この場合、「今すぐ再起動する」をクリックしパソコンを再起動するとアップデート完了です。

    こうしたアップデート作業の後、バックアップの復元を行ってみましょう。

    PCの再起動をする

    基本的なことですがしたいことができない時、案外慌ててしまい「おかしくなったら再起動」というコンピュータの鉄則を忘れてしまうこともあります。

    復元などの作業を行ってうまくできない時には、一度再起動してみるべきです。

    またパソコンの電源を落とし、コンセントを抜いて1分程度してからコンセントを挿し、電源を入れるということも試みてください。

    以外とこうした単純なことでトラブルが解決する事もあります。

    OSのアップデートが自動になっている場合、再起動しないとインストールされないこともあります。

    パソコンの電源を入れたままにしていることでインストールできずに待機状態となっている事もあります。

    再起動をかけることによってインストール開始となり、その後、何も問題なく復元できるということもあります。

    再起動は忘れがちですがパソコンにしてもiPhoneにしてもそのほかのモバイル機器にしても、トラブルが起きたときの基本と考えておくべきです。

    まずは再起動をかけてみる、その後、トラブルが解消しない時には別の原因を疑い対処してみるようにします。

    復元ができない時のiPhoneでの対処方法

    バックアップを取ってから復元しようとしたとき、うまくいかないと焦ってしまいます。

    何が原因となっているのかよく確認もせず、パソコンをいじったり、関係がないのにiPhoneの何かをいじっておかしくなってしまったということもよく聞きます。

    焦って色々なところをいじってしまうと、iPhoneやパソコンに長けている人ならいいのですが、元の状態に戻すこともできなくなります。

    復元できないという時、パソコン側の原因、ネットワーク上の問題、またiPhoneに問題がないか、一つずつしっかり確認していくべきです。

    原因が何処にあるかわかればその原因に対する問題を解決できる方法を考えられられます。

    iOSを最新バージョンにする

    iPhoneを使っていると更新情報が送られてきて設定を見てみると更新情報が掲載されている事があります。

    iPhoneのiOSのバージョンアップはデータが大きくやり取りに時間がかかるのでWi-Fi環境を求められます。

    それを見落としてバージョンアップを行っていないと、バックアップの復元ができない状態になります。

    バージョンアップのお知らせが来たら通信環境のいいところ忘れずに行うようにしましょう。

    そうすることで復元などの作業をしたい時、バージョンアップの時間などを取らずスピーディに作業できるのです。

    「iPhoneを探す」をオフにする

    iPhoneを探すがオンになっていると、アクティベーションロックという機能が働き復元できない状態となっています。

    iPhoneのアクティベーションロックというのはiPhoneを無くしたとき、また盗まれたという時でも、デバイスと情報を保護するためにあるシステムです。

    iPhoneやiPadにもついているシステムでこのシステムが起動している時には、デバイスを他の人が変更しようとしたり、売却するのを防ぎます。

    iPhoneを探すという機能をオフにする場合には、Apple IDとパスワードが必要です。

    ホーム画面から設定、ユーザ名、iCloudの順にタップしてその画面の下の方にiPhoneを探すという部分があるのでそこをタップします。

    こうすることで復元できる可能性があります。

    iPhoneをリカバリモードにしてからiTunesで復元する前に、iCloudからサインアウトしていなかったと気が付いた場合にもアクティベーションロックがかかります。

    その時には以前設定した時と同じApple IDとパスワードが必要になります。

    iOS11以降の場合、アカウントが2ファクタ認証によって保護されている場合、パスコードでアクティベーションロックをオフにできます。

    Apple IDを忘れてしまったという方は、Apple IDでサインインしているサービスがあれば、そこでApple IDが表示されます。

    ない場合にはiCloud、iTunesとApp Storeの設定からも調べることができます。

    まとめ

    iPhoneが利用できないとなると今では日常生活に支障をきたす人の方が多いと思います。

    連絡先もわかりませんし、お買い物などもiPhoneでされている場合、非常に困るのです。

    原因を見つける際、パソコン側、iPhone側、ネットワーク、通信環境など一つずつ調べていくことが必要になります。

    どこかに原因が隠されているはずなので根気よく行ってみましょう。

    どうしても復元できないという時には、バックアップを復元するソフトなどもあるので試してみるといいかもしれません。

    最近はiTunesやiCloudに入っているデータを取り出してくれるソフトなどもあります。

    復元できない原因がiPhone本体の故障などということもあるので、何をしてもできないという時にはiPhoneショップで本体に異常がないか確認してもらいます。

    近くにショップがない場合には提携しているお店に行くと郵送処理してくれますし、iPhoneのホームページから申し込みができます。