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iPhoneXをバックアップから復元できない場合の対処方法 -

iPhoneXをバックアップから復元できない場合の対処方法 -

Iphone support 320 100


  • iPhone X
  • 公開日:2018年12月02日   更新日:2019年10月01日

    IPhoneXを購入してこれから楽しもうとしているのに、バックアップからの復元が出来ないといきなり出鼻をくじかれてしまいます。

    「いろは」の「い」でストップしてしまうのはかなり厳しい物がありますので、どうにかして乗り越えていきたいところです。

    今回はiPhoneXで復元が出来ないときに考えられる原因と、自力で出来る対策と、自力ではどうしようもない場合の対処法をまとめていきます。

    iPhoneXの復元ができない時に考えられる原因

    購入したばかりのiPhoneXだとiOSが実は古くて対応できていないというパターンも考えられるでしょう。

    その場合は復元をする前にiOSをアップデートしてください。

    基本的に復元をするときは最新のiTunesとiOSを用意する必要がありますので、復元を試みる前にiOSが最新かどうかはチェックしておきましょう。

    確認方法について確認します。アップデートが必要な可能性も考えて、Wi-Fi接続をしてから作業に入ってください。

    ホーム画面から設定アプリを開いて、メニューの中にある「一般」を選択し、そこにある「ソフトウェアアップデート」を選択するだけです。

    ここでアップデートが必要な状態だと「ダウンロードとインストール」や「今すぐインストール」と表示されます。

    必要ない人は「お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されるのです。

    アップデートをする場合は、パスコードを設定中の人はパスコード入力を求められますし、それなりに時間がかかるので気長に待ちましょう。

    バックアップからの復元作業やiTunesに接続しての作業はこのようにiOSが最新かどうかでうまくいくかどうかが大きく変わってきます。

    接続前に設定から最新のiOSになっているのか確認する癖をつけてください。

    バックアップが破損している

    バックアップデータそのものが完全に破損している場合は復旧不可能です。

    修復することができないので、再度取得してから復元するしか選択肢はなくなってしまいます。

    一応の解決策として、iOSが古い状態でバックアップすると「バックアップが壊れている」と表示されることがあるのです。

    この場合は先ほど紹介したiOSのアップデートで問題なく復元ができるようになります。

    itunes側でも、itunesそのもののアップデートは必要でしょう。

    itunesは普段全く使わないという人もいるのでアップデートを一切していない人も多いのです。itunesのアップデートは以下のとおりです。

    itunesを起動する→メニューバーにある「ヘルプ」をクリックする→「更新プログラムを確認」をクリックする

    →新しいバージョンがあれば「iTunesをダウンロード」とダイアログで表示されるのでそれをクリックする

    →確認画面が出てくるので「項目をインストール」をクリック→使用許諾契約画面に移行したら内容を確認して「同意する」をクリックする

    →インストールが始まるので終わるまで待って終わったら再起動します。

    両方とも最新のバージョンにすることで破損データが普通に読み込めるデータになるケースも確かに存在しています。

    しかし、バックアップの手順が間違っていたり途中でケーブルを抜くといった対応をしている方は完全に破損しているパターンが多いので注意してください。

    通信ケーブルに問題がある

    パソコンとiPhoneを繋ぐケーブルはライトニングケーブルになるのですが、このケーブルは結構な確率で壊れます。

    純正品でも何回も使うと壊れてしまうことが多いので接触不良となって同期エラーが出るようになってしまうのです。

    ただし、純正以外のケーブルだと電流量不足でうまく反応しないケースも非常に多いので注意しましょう。

    この純正品かどうか、Apple公認かどうかを測る基準としてはMFi認証(Made For iPhone)を受けた製品なのかを見ることにあります。

    公認の商品はきちんと「Made For iPhone」と貼り付けされているので見ると一発でわかるでしょう。

    これが無いケーブルは買わない方が安心です。特に安いのは使ってはいけません。

    電流電圧チェッカーで純正品のライトニングケーブルと100均や50円で売られているケーブルの電流量を比較すると明確な差が出ます。

    安い物は電流量がなかなか出ないのでエラーが多発するのです。

    iPhone側でも接続させていると「このアクセサリは使用できません」といきなり表示されることもありますので要注意です。

    また、純正品よりも長いケーブルだと長い故に抵抗を受け続けてしまって電流量が低下してしまうパターンもあります。

    長い方が便利と考える方も多いのですが、ケーブルに関しては抵抗が大きくなってしまうので電流量が下がるというデメリットが生じると考えてください。

    この電流量の差は充電時間の差にもなります。使っているケーブルが純正品ではないから心配という方は、充電が終わるまでの時間で比較してみると良いでしょう。

    明らかに時間が長いケーブルは電流のロストが大きくなっているので、同期エラーも出やすいのです。

    Appleの純正品のライトニングケーブルは1本1mで2000円程度します。

    Amazonの激安ケーブルの代金は50円ですし、100均のケーブルは文字通り100円なので、値段の差は大きいです。

    しかし、このような性能差が明確に出ているので安物買いの銭失いにならないように注意しましょう。

    特に安いロングケーブルはろくに電流量がでないのでまともには使えません。

    iPhoneXの復元ができない時の対策法

    Wi-Fiではなく有線で接続する

    接続しているインターネットの安定性が無線やWi-Fi接続だと弱くなってしまう環境の人も多いです。

    このネットワークの安定性というのは目に見えないので、どうなっているのかわからず、うまくいかずにイライラしてしまうことも多々あります。

    特に有線ではないからうまくいかないというケースで多いのがiCloudから復元をしようとして失敗するパターンになります。

    確実に作業を進める場合はiTunesでの復元をするためにitunesとiPhoneを有線接続してください。

    どうしてもiCloudで復元作業をしたいという方はハブLANアダプタと呼ばれるものとLightning-USB3カメラアダプタを購入してください。

    家にあるインターネットケーブルを使って直接繋いでしまうという荒技を使いましょう。

    つまり、どういうことかというとiPhoneとLightning-USB3カメラアダプタを接続します。

    このLightning-USB3カメラアダプタとハブLANアダプタを接続します。

    このハブLANアダプタにインターネットケーブルを繋ぐと言うことです。

    これで有線接続になり、一気に速度が出るようになります。

    Wi-Fiのスピードの遅さにイライラしていたという方は、この有線接続をうまく使ってデータ復元速度を上げつつAppleのサーバーと交信しやすい状況を作りましょう。

    ネットワークの安定性の確保は有線一択なのです。

    ライトニングケーブルを交換する

    ライトニングケーブルは何回も充電するような人だと劣化がかなり激しいです。

    純正品のライトニングケーブルも使い続けると一気に劣化して正常に反応しなくなるというケースもあります。

    抜き差しが多くなるとどうしても端子部分が摩耗していくので、まともに認識しなくなってしまうのです。

    iPhoneはバッテリー充電を行うケーブルとデータ転送機能を行うためにケーブルが一緒なのでどうしても使う回数が増えてしまいます。

    純正ケーブルを使っているのに反応が鈍いとか同期エラーが出るという方はもう一本純正ケーブルやMFi認証ケーブルを用意して、同じような使い方をしてください。

    そちらが問題ないということは認識しなくなったケーブルの寿命がきたと考えて廃棄しましょう。

    古いケーブルをそのまま放置すると謝って再度使ってしまう可能性が出てしまいますので、使えなくなったケーブルは直ぐに破棄してください。

    また、最初に説明したようにMFi認証をもらっていないケーブルは電流量が不足しているケースが非常に多いので、値段のみで惹かれるのは絶対にNGです。

    見た目だけではわからない部分なので、ついつい大量購入している人もいますが、それらすべて使えない可能性すらあります。

    安い物を大量購入するぐらいなら正規品を一本購入しましょう。

    違うUSBポートに差し込む

    ケーブルの故障や認識不良、そしてiPhoneやitunesのアップデートが完了していないというパターンもあります。

    また、これらすべてをクリアしているのに認識しない場合はパソコン側のUSBに問題があるケースもあります。

    パソコンのUSBがまともに認識していないとケーブルに問題が無くても同期は出来ないのです。

    考えられるのは「USBデバイスが認識されません」という状態になっているのか、供給電力不足でまともに動いていないのかのどちらかでしょう。

    前者の場合はデバイスマネージャーでエラーを確認するか、放電をしてまともに動くようになるのかチェックするのが正解です。

    USBはデバイスドライバーが正常に動いていないとUSBポートが正常に動作しません。

    左下にあるスタートを右クリックして「デバイスマネージャー」を開き「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の項目を核にしてください。

    この中にどっきりマークやはてなマークが出ている場合はまともに動いていません。

    この場合は一旦右クリックを押して「削除」を選択して、削除後にUSB機器をもう一度接続すればまともに動くようになります。

    それか、長時間使い続けると内部の回路や部品に電気が溜まるようになって動作不良が発生するようになるので、放電する必要があるのです。

    パソコンをシャットダウンした後に、バッテリーを取り出せるタイプのノートパソコンの場合は、バッテリーを取り外します。

    さらに、パソコンに接続している周辺機器も全部取り外して2分程度放置しましょう。

    仕事でパソコンを使っている方は長時間パソコン作業をすることになるので電気が溜まりやすく動作が不安定になることも多いのです。

    そんな人こそ定期的に放電することが正解になります。

    また、稀なパターンになりますが、USB機器を大量に繋いでいると供給電力不足が発生するようになるのでUSB機器が正常に動作しなくなってしまうことがあります。

    USBメモリー、外付けキーボード、マウス、扇風機などいろいろな物でUSBポートが埋まっているという人は、

    不要な物を一度全部取り外して、iPhoneの復元作業を開始してください。

    iPhoneを再起動する

    ここまで色々と説明してきましたが、iPhoneやパソコン側を再起動することで同期トラブルが解決するパターンもかなり多いです。

    とりあえずうまくいかなかったら再起動するという発想も有効です。

    再起動してもうまく同期が出来ず復元に失敗する場合は、原因を調べるために次々と考えられる要因をつぶしていきましょう。

    時間に余裕があるという方はパソコン側は再起動ではなくシャットダウンをして放電をして上げるのも有効です。

    パソコンのセキュリティソフトを一時的にオフにする

    データの復元作業はサーバーとの更新が不可欠です。

    しかし、セキュリティソフトが入っていると誤ってその交信を干渉してしまい、うまく動作しなくなってしまうパターンもあります。

    セキュリティ対策としてセキュリティソフトを入れている人は多いのですが、復元作業をするときはオフにしてください。

    この仕組みをちょっと解説します。

    iPhoneパソコンに接続してitunesを使うとき、実はiPhoneを復元しても大丈夫な正規品かどうかをApple側のサーバーに問い合わせを行っています。。

    ここで正規品として認められないと復元が出来ずにエラーが出てしまいます。

    このサーバーとの確認作業をセキュリティ対策ソフトが邪魔してしまうと言うことです。

    これを知らない人は結構多いので、復元作業中はオフにして復元作業が終わったらオンにしてください。

    勘違いしている人はiPhone側に入れているセキュリティ対策ソフトが邪魔をしていると考えて、そちらをオフにしてしまいます。

    自力で復元ができない場合の対処方法

    Apple Storeに依頼する

    ここまでやっても復元できない場合は、ソフト側のトラブルではなくハード側のトラブルの可能性が高いです。AppleStoreに修理依頼を出してみましょう。

    ただしAppleStoreは東京・京都・宮城・名古屋・大阪・福岡にしかありませんので、基本的には配送対応が正解となります。

    持ち込みの方が早く治せるのですが、持ち込める場所が遠いときは配送対応を選択しましょう。

    配送依頼を電話かWebから実行するだけで、あとは手順などはどうやったら良いのか向こうから指示がありそれに従うだけとなります。

    Webから申し込みを行いたいという方は「Apple サポートへのお問い合わせ(https://getsupport.apple.com/?caller=psp&PRKEYS=)」からiPhoneを選択します。

    その後、症状は何かを選択していきましょう。

    携帯キャリアショップに相談する

    ここでポイントとなるのはキャリアショップでは修理対応はほとんど出来ずに相談だけで終わってしまう可能性が高いと言うことです。

    もちろん、相談することで解決するパターンも多いのですが、基本的にiPhoneだけはサポート体制が異なるのでキャリアショップでは対応できないことが多いのです。

    iPhoneが本格的に故障をしてしまったと感じたときは「AppleStore」か「Apple 正規サービスプロバイダ」に持ち込むか、Appleに配送修理依頼を出してください。

    iPhone修理店に持ち込む

    先ほど記載した「AppleStore」か「Apple 正規サービスプロバイダ」に持ち込むというのがいわゆる修理対応をしてくれるお店に持ち込むという対応になります。

    アップル直営店と正規サービスプロバイダはかなり多いのでこちらの「アップル直営店と正規サービスプロバイダ一覧(https://iphone-report.sakura.ne.jp/all.html)」

    から確認して訪れるようにしましょう。正規サービスプロバイダはApple公認のお店なので、安心して修理依頼を出すことが出来ます。

    特に人口が密集している地域にはかなり多いので持ち込み対応も簡単でしょう。

    配送依頼はお手軽なのですが時間がかかるケースが多々あります。

    少しでも早い対応を望む方は持ち込んだ方がいいでしょう。

    復元やバックアップトラブルは多い

    復元やバックアップがうまくいかないというトラブルはかなりたくさんあります。

    しかし、対処法も原因もたくさんあるので、すべてを覚えることは困難でしょう。

    覚えなくても色々とためにあることが記載してあるサイトをブックマークしていつでも見られるようにすることが正解となります。

    特に、パソコン側のセキュリティ対策ソフトが干渉してうまくいかないというパターンを知らない人も多いです。

    役立つと思った情報の中でも知らなかったものは拡散することも重要になります。