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iPhoneを復元できないトラブルの時に確認する事とは?

iPhoneを復元できないトラブルの時に確認する事とは?

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  • iPhone
  • 公開日:2018年12月02日   更新日:2019年09月23日

    iPhoneは初心者が使いこなすには、なかなかハードルが高い端末機器です。

    しかしコツがわかるとこれほど便利な機器は他にありません。

    今回は復元がうまくいかなかった時の原因とその対処法について、まとめてみました。

    iPhoneの復元ができないトラブルが起こる原因

    ハードウェアに問題がある

    iPhoneを新規購入した折に同封されてくるライトニングケーブルとパソコンを接続します。

    そしてパソコン上のiTunesから画面上の指示に従って修復する方法があります。

    画面の指示にしたがって作業を進めてください。

    通常はこれで40分程度で復元が完了するはずです。

    しかし、もしも何度やり直してもうまくいかない場合もあります。

    その時は、ライトニングケーブルがきちんとiPhoneとパソコンと両方のUSB端子につながっているかどうかを確認してください。

    13や14あるいは1600台か2000以上の数字が表示されれば、確実にライトニングケーブルが破損されているか、パソコン側のUSB端子の問題です。

    ソフトウェアに問題がある

    通常復元はパソコンとiTunesとを接続して行います。

    その際にiOSとiTunesどちらも最新の状態でなければ何度試みても復元はうまくいきません。

    旧式のiOSもしくはiTunesを利用し続けていると、iPhoneそのものも様々な脅威にさらされるリスクが高まります。

    いずれにせよ良い状態ではありません。

    最新版かどうか確認してみてください。

    復元はApple社との交信になります。

    そのためたまにセキュリティソフトが干渉して、復元がうまくいかなくなる時があります。

    安価な脱獄iOSを使っていた場合もエラーになります。

    1015などの数字や”必要なリソースが見つかりませんでした”といった文言のエラーメッセージが繰り返し表示される場合があります。

    安価な脱獄iOSの可能性がきわめて高い事になります。

    通信環境に問題がある

    ライトニングケーブル、iOS、iTunes、そしてパソコンOSすべて問題がない事を確認した上で、通信環境の状況を確認してみましょう。

    復元作業そのものがパソコンにもiPhoneそのものにも、大きな負荷がかかります。

    そのため、通信環境が安定していないと失敗するリスクは高まります。

    通信環境が不安定になる原因はいくつかあるのですが、iOSの容量不足やプロバイダーにバグが生じた場合などでも通信環境が不安定になる事はあります。

    格安iPhoneそのものが有料プロバイダーほど安定していないという事もありえます。

    たまたまAppleサーバーにアクセスが過集中してしまっている場合も、復元が中途半端な状態で終了してしまう事があります。

    iPhoneの復元ができないトラブルの対策法

    通信環境をチェックする

    多くのユーザーはWi-Fiを入れている事と思います。

    Wi-Fiは、ただでさえからまりやすいケーブルを使わなくてすむ事と、屋内外どこでも場所を選ばずにインターネットができるという点で、便利です。

    一方大変不安定になりやすいのが難点です。

    復元がどうしてもうまくいかないなら、有線で試みた方が良い場合があります。

    プロバイダーによっては不安定になりやすい時間帯があります。

    プロバイダーの公式サイトを確認して、バグが発生していないかどうかも確認してみてください。

    バグが改善するまでの数日をおいてから再度試してみると、嘘のように快適に進むことがあります。

    iPhoneの復元はパソコンにもiPhoneにも負荷がかかる作業です。

    ですから、なるべく通信環境が安定しやすい時間、たとえばアクセスが過集中しない時間帯に試してみるのも方法の1つです。

    iPhoneを再起動してみると意外と簡単にいく場合もあります。

    AppleIDのアカウントが合っているかチェックする

    復元の方法はiTunesを使う他にiCloudを使って行う復元の方法があります。

    パスワードおよびパスコードがわかっているなら、そのまま画面の指示にしたがって作業を進めれば問題ありません。

    しかし、どちらもあっていないかAppleIDのアカウントが間違っていれば、復元がうまくいかない事が多いのです。

    AppleIDのアカウントはiTunesでの復元を行う時にも重要ですから、再度AppleIDのアカウントが合っているかチェックしてみましょう。

    万が一の場合に備えてパスコードやパスワードは、何かにメモしておく事をおすすめします。

    パスコードやパスワードを喪失してしまった場合は、Appleサポートに依頼してみてください。

    iPhoneのiOSを最新バージョンにする

    通常iPhoneの復元はパソコンを使いますから、web環境がそろっている事が前提になります。

    パソコンも対応OSでなければなりません。

    iPhoneで脱獄iOSを使っている場合も復元がうまくいかないことがあります。

    脱獄iOSをダウンロードした事が原因なら、iTunes経由での復元が確実です。

    しかしそれでもうまくいかないようなら、Appleサポートなどプロに修復依頼をする事になります。

    iPhoneのiOSがそのままですとウイルス汚染のリスクも高まります。

    そこで、いい機会だととらえて、OSを最新のものにしておく事をおすすめします。

    iTunesのバージョンを最新にする

    iCloudを使った復元方法もあります。

    その場合はiPhone画面からパスワードもしくはパスコードを打ち込む事で復元できます。

    ごく初期レベルでの復元方法ですから、これでうまくいかなければ、やはりiTunesを使うのが賢明です。

    最低限iPhoneは最新のものをインストールしておかなければなりません。

    iTunesが古いものだとエラーメッセージが出て、復元は途中停止してしまいます。

    最新版をインストールしてもうまくいかない場合は、インストールをやり直した方が良い場合もあります。

    USBケーブルを純正にする

    実は同封されているライトニングケーブルの大半は数100円程度のちゃちなものが多いのです。

    ということはちょっとした事で破損しやすいという事です。

    もしかしたら日頃から何か作業がうまくいかないなんて事はありませんでしたか。

    ライトニングケーブルそのものはさほど高いものではありませんから、買い換えて再度復元を試してみてください。

    これでうまくいくようなら、ライトニングケーブルの問題だった事になります。

    ライトニングケーブルは100均でも購入できますが、おすすめはやはり純正です。

    パソコン側のUSB端子にも注意を払う必要があります。

    なるべく直接接続するようにします。

    それでも不具合が続くようなら、パソコン側のUSB端子が破損していないかどうか、チェックしてみてください。

    iPhoneの空き容量を広げる

    iPhoneにミュージックファイルやビデオあるいは画像など、容量が大きめなアプリを大量にインストールしていませんか。

    その分だけ空き容量が狭くなりますから、通信が不安定になってきます。

    復元のためには十分な空き容量がなければ、最後まで復元を完了できなくなります。

    必要最低限のアプリだけを残して他のものは消去しておくなど整理してみてください。

    特にiCloudでのバックアップから復元する時にも、容量がないと復元が完了しません。

    月々100円程度の料金でストレージのアップグレードが、2TBまで可能です。

    容量が十分ないと復元以外にもファイル保存やアップデートはもちろん、メールの送受信もできなくなります。

    容量が上限に達してしまった場合は検討してみてください。

    容量を確認するには、まず設定アプリから一般をタップ後情報を開きます。

    下へ移動していくと容量および使用可能容量が数字で確認できます。

    自力でトラブルが改善されない場合

    Appleサポートに修理依頼を行う

    トラブル解決の方法をiCloudおよびiTunesとの両方からの方法をいくつかあげてみました。

    すべてやり尽くしても改善されない場合、あるいは復元できない原因が特定できないような時は、Appleサポートに修理依頼を行う事ができます。

    新規購入した時には特定の修理保証期間が設定されていますが、保証期間が過ぎてからの依頼は、有料になります。

    iCloudおよびiTunesいずれからの改善をするにしても、パスワードを設定していた場合、これらが不明ですと復元が自力では難しくなります。

    直営店へ直接持ち込む場合は予約をしていかないと、長い時間またされる事があります。

    あるいは必要に応じて郵送修理になる場合があります。

    電話でのサポートを利用した場合も、ケースによっては改善するまでに1週間から2週間ほどかかる事もあります。

    国内直営店でも対応できない案件の場合は本社のApple社と連携しての処理になりますから、なお時間がかかる事もあります。

    このように日本全国に数カ所しかないAppleサポートを利用するのは、時間的リスクと手間が伴います。

    しかし、確実に改善したい時はプロに依頼するのが、最も有効な方法です。

    iPhoneの正規サービスプロバイダーに依頼

    Appleサポートを通さずに、もよりのiPhoneの正規サービスプロバイダーに依頼する事もできます。

    Apple直営店が近隣にない、電話では対応できないという時でもサービスプロバイダーなら、専門スタッフがそろっています。

    また、ごく基本的な内容なら十分に対応可能です。

    大手量販店内にサービスカウンターが設置されている事もあります。

    そこには担当者が仲介してAppleサポートとかけあってくれたり、アドバイスやサポートに応じてくれる事も多いです。

    いざという時はとても助かる存在であり、安心感があります。

    内容によっては店舗からApple直営店の修理工場へ郵送修理となる場合もあります。

    いずれにしても修復までの時間は相当かかる事が多いので、その点は割り切った方が無難です。

    iPhoneの修理ショップへ修理に出す

    もっとも安くすませたいならiPhoneの修理ショップに依頼するのが適切です。

    ただし正規店ではありませんから、技術面やセキュリティー面などで不安材料が若干残るのが難点です。

    実際あまりに激安料金でのチェック点検だった場合は、安さがどこから来ているかを確認しておいた方が安全です。

    個人情報がただ漏れになる危険性もありますから、おすすめの方法ではありません。

    しかし、誠心誠意修理をしてくれる、良質な店舗もありますから口コミおよび、評判を確認後利用するのが妥当です。

    実際個人情報が流用されたあげく、きちんと修理されないまま法外な手数料をとられたといった事も現実にあります。

    現実問題、脱獄iOSを利用していた場合は、修理対象外になります。

    また仮に修理が可能だったとしてもかなりの手数料がかかってきますから、そういう時は非正規の修理ショップは便利です。

    まとめ

    iPhoneはまだまだ発展途上にある携帯端末です。

    これからさらに快適でユニークな機種がどんどん発表されていくはずです。

    しかし、ITに弱いものが使いこなすにはなかなか大変な部分があります。

    修復を必要とする機会も多々訪れるでしょうが、対応策を多少でも知っていればあわてなくてすみますから、ぜひ参考にしてください。