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iPhone 5sのバッテリーの交換方法・交換時の注意ポイントとは?

iPhone 5sのバッテリーの交換方法・交換時の注意ポイントとは?

Iphone support 320 100


  • iPhone 5s
  • 公開日:2018年08月31日   更新日:2019年09月09日

    Appleの公式発表にもありますが、iPhone5sのバッテリーには寿命があり、その期間は約3年とされています。

    使い方によってもバッテリーの消耗や劣化具合は変わってくるので、酷使すれば3年よりも前に寿命を迎えることもあります。

    バッテリーが寿命を迎えても、バッテリーのみ交換すれば本体を買い換えずにそのまま使えます。

    iPhone5sのバッテリー交換に関する情報をまとめます。

    iPhone5sのバッテリー交換の目安

    充電の回数が400回程度

    充電回数400回を超えると、フル充電でも当初の8割くらいしか機能しなくなるので、徐々にバッテリーの持ちが悪くなってきます。

    ただしこの場合の400回というのは、0%になってから100%にフル充電することを1回としています。

    1日に70%のバッテリーを使う人は、残り30%だと翌日使えないので、30%から100%までを1回としますよね?

    この場合毎回30%分がロスしていますが、充電しないと足りなくなるのでその分400回を迎える時期は早くなります。

    この場合は3年待たずに寿命を迎えるということです。

    購入から2年程経過

    iPhone5s購入時にAppleCare+に加入すると、2年間の保証が受けられます。

    一応バッテリーの寿命は3年と言われていますが、酷使するともっと早くにバッテリーの寿命がやってきます。

    AppleCare+に加入しているなら、保証期間内にバッテリー交換を依頼すれば無料で交換してもらえます。

    普通に使用していれば、3年は持つので2年で交換するのは少し早いと感じたり、まだ使えるなら交換の必要性は感じません。

    しかし保証期間を過ぎると、バッテリー交換が有料となります。

    AppleCare+に加入していても、2年間を過ぎると保証外となるのでバッテリー交換は有料です。

    充電してもすぐに消耗する

    バッテリーの持ちはが悪くなったと感じたら、消耗が激しく交換の時期に来ているサインである可能性が高いです。

    0%になるのを待たず充電したり、動画や音楽で利用する頻度が多いと、バッテリーの消耗が激しくなります。

    3年経過していなくても、条件によってはバッテリーを交換する時期に来ているのでサインを見逃さないようにしてください。

    突然電源がオフになることがある

    iPhone5sを使っていて突然電源がオフになったら、原因が分からず焦ってしまいます。

    原因がよくわからないまま、電源を入れ直してもまたすぐに落ちてしまうこともあります。

    電源が落ち画面が真っ暗に…なんてことになったらどうしていいか分からず困り果ててしまうでしょう。

    このとき考えられる原因は2つ、1つはメモリ不足、もう1つがバッテリーの劣化です。

    iPhone5sのバッテリー膨張のサインとは

    フロントパネルが浮き上がってくる

    ある日突然iPhone5sの画面が浮いてきたとか、完全に浮いてはいないもののなんだか違和感がある、ということがあります。

    左右の厚みが違うという場合は、バッテリーの劣化に伴う膨張の可能性があります。

    寿命を迎えたバッテリーは、膨張するので収まっているスペースでは足りなくなります。

    そして、パネルを押し上げてしまうのです。

    膨張の原因は、バッテリー内部の劣化により発生するガスです。

    バッテリーに使われているリチウムイオン電池は、密閉されています。

    なので、ガスが発生すると行きどころがなく膨張します。

    そのまま使用し続けると、どんどん膨張して本体を破損させてしまうこともあります。

    ディスプレイが割れそうになる

    バッテリーの劣化による膨張は、iPhone5sなら誰にでも起こりうることです。

    そうなる前に交換すれば、バッテリー膨張によるトラブルを未然に防げます。

    しかしなんだかおかしいと思いつつ使っていると、ディスプレイが割れそうになるケースも少なくありません。

    割れていなければバッテリーを交換すればまた使えます。

    ですが、そのまま使い続けると最悪ディスプレイが割れてしまうこともあります。

    iPhoneユーザーの間では、この現象をハマグリ現象と呼んでいます。

    普通に使用している分には滅多に起こりません。

    ですが、劣化による膨張をそのままにしておくとある日突然ハマグリ現象でiPhoneが使えなくなってしまいます。

    ハマグリ現象はバッテリーの劣化以外に、高温の場所に放置したり発熱をそのままにしたりすることでも起こります。

    横から見ると隙間がある

    バッテリーが膨張すると、今までのスペースでは足りなくなるのでパネルを押し上げるようになります。

    iPhone5sを持ったとき違和感をおぼえ、あちこち見てみるとしましょう。

    横から見たとき片方だけ本体とパネルに隙間があることに気づきます。

    バッテリーが膨張すると知っていれば、すぐに交換することができます。

    ですが、隙間がある程度で問題なく使えてしまうとそのままにしてしまいます。

    横から見て隙間があるという状態なら、それ以上放置すると破裂したりディスプレイが割れたりする危険性があります。

    違和感をおぼえたら、すぐサポートに問い合わせるか、修理に持っていくことをおすすめします。

    膨張してパネルが浮いても、バッテリーを交換すれば元通りになります。

    タッチパネルの反応が悪くなる

    バッテリーの膨張により、パネルが押し上げられるので接触不良を起こします。

    この状態ではホームボタンも効かなくなる可能性が高いので、早急にバッテリーを交換することをおすすめします。

    バッテリーが膨張している以上、交換しない限りパネルと本体の間の隙間は解消できません。

    iPhone 5sのバッテリー交換費用が無料になるケース

    1年間の製品保証の期間内

    iPhone 5sは購入から1年間は、製品保証期間となります。

    この期間内であれば、バッテリー交換をしても費用はかかりません。

    使い方によっては購入から1年くらいで、バッテリーの減りが早くなると感じることもあります

    保証期間内にバッテリーを交換しておけば無償で交換できます。

    AppleCare+の保証期間内

    全てのiPhoneには購入後1年間の保証が付いていますが、AppleCare+に加入すると保証期間を2年に延長することができます。

    人よりも使用頻度が高く、酷使してしまいがちならAppleCare+に加入しておくと、2年以内の交換なら無償です。

    またバッテリー交換以外にも、メリットがあります。

    画面の損傷を3,400円(税別)、他の損傷については1回11,800円(税別)というサービス料金で2回まで利用できます。

    AppleCare+の購入方法ですが、まずiPhone購入時に同時購入することができます。

    また、iPhone購入から1ヶ月以内にオンライン・直営店のApple store・電話のいずれかで追加購入できます。

    各キャリアの保証サービスごとのバッテリー交換費用

    ソフトバンク・あんしん保証パック

    ■あんしん保証パック(i)プラス

    ・月額650円

    ・有料の場合、代金の80%以上を、毎月の利用料金から割引orソフトバンクカードプリペイドチャージへの一括還元

    ■あんしん保証パック with AppleCare Services

    ・月額830円

    ・自然故障または電池消耗は無料

    ・3年目以降は有料となるが、料金と同額のTポイントが付与されるので実質無料

    au・修理保証サービス

    ■修理代金サポート

    ・最大10,000円x2回までの修理代金をサポート

    ・2016年9月7日以前に購入の場合は、最大7,800円x2回まで

    docomo・ケータイ補償サービス

    ■あんしんパック

    ・月額利用料合計から430円引きで利用可能

    ・保証対象機種なら一定期間無償

    ・保証切れの場合は7,500円

    ■あんしんパックプラス

    ・月額利用料合計から380円引きで利用可能

    ・保証対象機種なら一定期間無償

    有料でバッテリー交換を依頼する方法

    Apple Storeへ持ち込む・配送修理を依頼する

    購入から1年間の保証期間か、AppleCare+に加入していれば2年間は無償で交換できます。

    ただし保証期間を過ぎた場合のバッテリー交換は有料となります。

    その方法の1つが、Apple Storeへの持ち込みです。

    持ち込めない場合は配送以来も可能です。

    費用は9,504円かかります。

    Apple正規サービスプロバイダーに依頼する

    Apple Storeへの持ち込みや配送以外では、Apple正規サービスプロバイダーに依頼するという選択肢もあります。

    Apple正規サービスプロバイダーは以下の3社です。

    Apple正規サービスプロバイダーでも保証期間内であれば無償ですが、保証期間が過ぎると有料です。

    ・ビックカメラ:11,664円

    ・カメラのキタムラ:10,908円

    ・クイックガレージ:11,664円

    iPhoneの修理ショップに依頼

    AppleやApple正規サービスプロバイダー以外では、iPhoneの修理ショップに依頼するという方法があります。

    費用については、各ショップによる違いがあるので料金は直接問い合わせましょう。

    ショップによる違いはありますが、だいたい5,000円前後で交換してもらえるようです。

    iPhone5sバッテリー交換時の注意点

    AppleIDのメールアドレスとパスワードを控えておく

    iPhone5sのバッテリー交換をする際、どこで交換するかによる違いはありますが、交換前にやっておきたいことがいくつかあります。

    何かあったとき、問い合わせができるようAppleIDのメールアドレスとパスワードは、メモなどに控えて残しておきましょう。

    AppleIDは、全てのAppleサービスで共通して使えるものです。

    もしもAppleIDのメールアドレスとパスワードを紛失してしまうとログインできなくなったりします。

    また、Appleサービスを利用できなくなったりする可能性があります。

    データのバックアップを取っておく

    iPhoneはフラッシュメモリでデータを保存しています。

    自己責任で自分でバッテリー交換する場合は、電源をオフにしてもデータは消えずに残っています。

    しかしApple StoreやApple正規サービスプロバイダーにバッテリー交換を依頼すると、データが消去されてしまいます。

    店舗でもバッテリー交換をする前にバックアップを取っておくよう注意しています。

    これはバッテリー交換をする際、iPhoneを初期化するからというのが理由です。

    バッテリー交換のみでも、念のためほかの部分のチェックもするようです。

    何も問題がなければバッテリー交換だけですが、画面が割れているような場合は同時に修理も行います。

    その分費用がプラスされることもあります。

    iPhoneの修理ショップに依頼する場合は、バッテリー交換のみと伝えておけばそれ以外の修理はしません。

    ただし希に経年劣化により端子に破損が見られることがあります。

    これがあるとバッテリー交換をするだけでも、データが消えてしまうことがあるとか。

    そのためiPhoneの修理ショップでは、万一のためにデータが消える可能性があることを伝えます。

    なので、それに同意した上での預かりになります。

    また、同意書や承諾書にサインを求められます。

    店舗にあらかじめ予約をする

    店舗に持ち込むか配送依頼をする場合は、予約をしましょう。

    店舗では他にも修理やバッテリー交換の依頼を受け付けているので、混み合う場合はすぐに対応してもらえないことがあります。

    ほとんどは予約をして行くので、予約優先となります。

    これはApple StoreやApple正規サービスプロバイダー、iPhoneの修理ショップとも全てに共通しています。

    店舗によってはその場で対応してくれることもありますが、そうではない場合すぐに手元に戻ってこないかもしれません。

    交換に時間がかかる場合は、代替機もありますがこれも事前の予約が必要です。

    まとめ

    iPhone5sのバッテリー交換に関する注意点を知っておけば、いざというとき慌てずに済みます。

    ある日突然使えなくなることもありますので、バッテリー交換は少し早めに余裕を持っておくと安心です。