検索

事業者様向け

iPhone6 バッテリー交換はどんな時に行うのがベスト?

iPhone6 バッテリー交換はどんな時に行うのがベスト?

Iphone support 320 100


  • iPhone 6
  • 公開日:2018年08月31日   更新日:2019年09月09日

    iPhone6を使っていて、充電しているのにバッテリーの持ちが悪いと感じたことはありませんか?

    アプリを使ったり、動画を見たりすればバッテリーが減るのは仕方ありません。

    ですが、使っていないのにバッテリーの減りが早いと感じるようなら、バッテリーの寿命が近づいているサインかもしれません。

    iPhone6のバッテリーについて詳しく解説します。

    iPhone6バッテリー交換の見極め方

    バッテリーが膨張している

    iPhone6に限らず、iPhoneのバッテリーには寿命があります。

    目安は約3年とされていますが、使い方によってはそれよりも早く寿命が来ます。

    iPhone6のバッテリー交換の見極め方としては、バッテリーの膨張という見た目もはっきりとわかる変化があります。

    バッテリーにはリチウムイオン電池を使用していますが、充電するたびに電池には負担がかかります。

    0%の状態から100%までのフル充電を1回とカウントするとします。

    その前提で、400回充電を繰り返すと充電率はフル充電でも初期の8割まで低下することが分かっています。

    この状態でも使えないことはありませんが、持ちが悪くなるのは否めません。

    さらにリチウムイオン電池内部の部品も劣化してきますし、劣化により内部でガスが発生します。

    電池自体は密閉されているのでガスが充満し、その結果バッテリーの膨張という状態になります。

    そうなると本体が厚みに耐えられず、パネルが浮いて隙間ができたり、最悪本体が割れてしまったりします。

    充電してもすぐに消耗する

    フル充電したのにすぐ消耗してしまうという場合は、バッテリーの寿命が近づいている可能性が高いです。

    バッテリーは充電を繰り返すうちに劣化して行くので、徐々に持ちが悪くなります。

    これはどのiPhone6にも言えることでです。

    受電をして繰り返し使えてもそれは永続的ではないということを理解しておく必要があります。

    最初はフル充電をしておけば、アプリやネットの利用をしてもそんなに気になりません。

    使ったら充電というようにそれを繰り返していくと、バッテリーは確実に消耗します。

    使い方や充電の仕方による違いはありますが、使えば使うほどバッテリーの寿命を縮めることになるのです。

    フル充電したのにすぐ消耗するようなら、そろそろバッテリーを新しい物と交換した方がいいかもしれません。

    突然電源が落ちることがある

    バッテリーを使い切れば自動で電源オフになりますが、バッテリー残量があるにもかかわらず突然電源が落ちてしまうという不具合もあります。

    iPhone6にもこれらの不具合が見られましたが、iOSのアップデートで8割以上は解消されています。

    電源が突然落ちるのは、iOSの不具合が原因となることもあります。

    ですが、その他にもバッテリーに原因があるというケースも少なくありません。

    バッテリーにも寿命があるので、使い続けるうちに消耗していき持ちが悪くなります。

    消耗により新しいときにはなかった不具合が目立つようになります。

    その一つが突然落ちるということ。

    iPhone6には、バッテリーの高負荷がかかるとシステムがそれを感知して、自動で電源がオフになる機能が搭載されています。

    つまりバッテリーの寿命が近づくと、普通に使っていても高負荷と判断されると電源が落ちてしまうのです。

    バッテリーに原因がある場合は、iOSのアップデートをしても解消されません。

    解消するにはバッテリーを交換するしかありません。

    劣化したバッテリーが危険な理由

    マザーボードが故障する可能性がある

    iPhone内部にはいろんな部品が詰まっています。

    マザーボードはiPhoneを動かすための回路基板のことで、マザーボードがあるからいろんな機能が使えるのです。

    バッテリー同様、マザーボードは本体内部に組み込まれています。

    なので、パネルを開けて分解しない限りマザーボードを傷つけたり破損させたりすることはありません。

    しかしバッテリーの劣化により、マザーボードに影響を与えると故障の原因になるのは否めません。

    バッテリーには寿命がありますので、永続的には使用できません。

    バッテリーが寿命を迎えても、新しい物と交換すればまた使えます。

    劣化するとバッテリーの持ちが悪くなるものの、しばらくは使えます。

    しかし内部ではバッテリーの膨張や、部品の劣化などでマザーボードに悪影響を与えることもあります。

    なので、劣化したバッテリーをそのまま使い続けるのはおすすめできません。

    液晶画面が映らなくなる

    iPhone6は、液晶パネルが本体とケーブルでつながっています。

    iPhoneは機種により内部構造や部品が違うのも特徴です。

    ですが、本体と液晶画面がつながっている故に、バッテリーの劣化で液晶画面が映らなくなるという不具合が生じることもあります。

    これはバッテリーが膨張して、ケーブルに負担をかけている可能性があります。

    また、部品の劣化により接触不良を起こしているなどの理由が考えられます。

    この場合はバッテリー交換だけでなく、ケーブルや劣化した部品の交換が必要です。

    場合によっては修理不可となり本体を買い換えることもあります。

    液晶が破裂する可能性もある

    バッテリーに使用しているリチウムイオン電池は、密閉されているので劣化により内部が腐食するとガスが発生します。

    少しでも隙間があればいいのですが、密閉されているのでガスが充満してバッテリー自体が膨張してきます。

    膨張すると本来のスペースでは足りなくなりますので、盛り上がり液晶画面を押上げます。

    劣化が進めばガスの量も増えますので、そのままでは破裂する恐れがあります。

    なんとなく画面が浮くとか、左右の厚みが違うのを自覚していても、そのまま使ってしまうことがあります。

    その時点ですぐにバッテリーを交換すればまだ問題ありません。

    ですが、使い続けるとバッテリーの破裂で画面が割れたり本体自体も割れるなど影響が出ます。

    劣化したバッテリーは衝撃を与えると発火する恐れもあります。

    うっかり落下させてしまい、その衝撃で発火するというケースもあるので、早めに交換するのがベストです。

    iPhone6バッテリーの交換方法

    AppleStoreで依頼

    iPhone6のバッテリーを交換する方法としては、AppleStoreに依頼するという方法があります。

    正規店ですし知識を持った専門家が交換してくれるので安心です。

    製品保証期間であれば無償で交換してもらえますが、それ以外は費用がかかります。

    さらにAppleStoreでのバッテリー交換は、作業前に初期化するのでデータが消えてしまいます。

    事前にデータのバックアップをとっておきましょう。

    通信キャリア会社に依頼する

    iPhone6を購入した通信キャリア会社でも、バッテリー交換を受け付けています。

    ただし通信キャリア会社が対応するのではなく、通信キャリア会社からAppleStoreに依頼する形になります。

    一部ではショップで交換を受け付けているところもありますが、一部の店舗に限られいます。

    そのため、バッテリー交換依頼をして、手元にiPhone6が戻ってくるまでに数日~1週間ほどかかります。

    iPhone修理店に依頼する

    Appleの保証期間内でなかったり、修理してもすぐにiPhoneが手元に戻ってこないと困る方などはiPhone修理店に依頼するのもおススメです。

    バッテリー交換であれば最短10分から受け付けてくれるお店もあります。

    最近では修理店でも保証期間を設けているので、安心です。

    また、バッテリー以外の部分についても色々相談にのってくれますので、気軽に依頼してみるとよいでしょう。

    自分でキットを購入して交換する

    バッテリー交換をAppleStoreや通信キャリア会社に依頼すると、保証期間外は費用がかかります。

    少し高いと感じることもあるかもしれません。

    費用を節約したいのならバッテリーと専用キットを購入して、自分で交換するという選択肢もあります。

    バッテリー自体はそれほど高くありません。

    また、初回は専用キットとセットのものを購入しておくと、iPhone6以降のシリーズにしたときにも使えます。

    精密機器を分解することになるので、やり方を知らないと故障の原因になります。

    機械に強い人ならネットで交換の仕方を確認できるので、やってみてください。

    ただし劣化下バッテリーを扱う際、バッテリーに刺激を与えると発火する可能性があります。

    扱いは慎重に、丁寧にすることをおすすめします。

    バッテリー交換にかかる費用は一番安く済みますが、万一何かあった場合は自己責任となります。

    それによる不具合が生じてもAppleでは一切対応してもらえないことも覚えておいてください。

    iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法

    過充電はできるだけ避ける

    使わずに置いておくだけでも、電池は少しずつ減っていきます。

    使えばその分減る量も増えますが、充電するたびにバッテリーには負荷がかかります。

    また、0%と100%という両極端の状態でも少なからず負荷がかかっていることを覚えておいてください。

    まだ残量があるのに常に100%に近い状態にしておきたいという人もいます。

    ですが、これは過充電となりバッテリーに負担をかけます。

    理想は一度使い切りそこで初めて充電して、100%になったら充電器から外すことです。

    長期間使わずに保管する場合は、残量を50%くらいにしておきましょう。

    20%以下になるのもよくないです。

    こまめにチェックして減ったらまた50%くらいまで充電してから保管しましょう。

    0度以下の場所に置かない

    Appleの発表では、iPhoneにとって最適な温度環境は0度~35度としています。

    0度以下になるとバッテリーに負担をかけるので、冬は気温や室温にも注意するといいでしょう。

    0度以下の環境では、重放電状態となるのでリチウムイオン電池が充電しても電池を蓄えられなくなってしまいます。

    35度以上になる場所に放置しない

    高温の環境もバッテリーに負担をかけます。

    先にも紹介しましたが、iPhoneが最適に使える温度は上限が35度となっています。

    35度でもかなり高温になるので、できるだけ高温にならないよう注意しましょう。

    高温の場所に置くと、バッテリーに負荷がかかり持ちが極端に悪くなります。

    使用する温度環境によっては、購入したばかりの新品でもバッテリーの寿命を大幅に縮めることになってしまいます。

    1年~2年の製品保証期間内なら、無償で交換してもらえますが、バッテリーに負担をかける使い方はあまりお勧めできません。

    Amazonで購入できるiPhone6バッテリー3選

    iPhone 6 互換バッテリー

    初回は特殊ドライバーやその他のツールをセットで購入しておく必要があります。

    ですが、ツールを持っていればバッテリーだけを購入すればいいから、費用を大幅に削減できます。

    ただしバッテリーのみだと、しっかりと固定出来ないことがあります。

    それとは別に両面テープも用意しておくことをおすすめします。

    Deepro iphone6 交換用 バッテリー 大容量

    バッテリー交換をするにも費用がかかります。

    費用を節約したい場合は、バッテリーを購入して自分で交換するという選択肢もあります。

    バッテリー自体はリーズナブルな価格ですし、大容量のバッテリーと交換することもできます。

    両面テープつきというのも嬉しいところです。

    Orsqu バッテリー 交換 PSE 工具付 for iPhone6

    自分でバッテリー交換をする場合は、バッテリーだけ購入してもツールを持っていないと対応できません。

    iPhoneには特殊ネジを使用しているので、そのネジに対応できる特殊ドライバーが必要です。

    iPhoneに使用しているネジは星型をしているので、星型ドライバーを用意します。

    ドライバー以外にもバッテリー交換に必要なグッズが全てセットになっているので大変便利です。

    まとめ

    iPhone6は使っていくうちにバッテリーが消耗します。

    これは全てのiPhoneにも言えることです。

    ある程度使って不具合が生じたら、バッテリー交換をする時期が来ていると考えていいでしょう。

    バッテリー交換をすれば、また元のように使えます。

    劣化したバッテリーを使い続けると、他の部分に負担をかけます。

    最悪バッテリーの膨張で液晶画面がひび割れたり、本体が発火したりする可能性もあります。

    早めに交換しておくといいでしょう。