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iPhoneXが再起動できない時の対処方法とは
2017年7月に世間が注目する中、次世代iPhoneとして大々的に発表されたiPhoneXは、同時期に発表されたiPhone 8/8 Plusと共に、ユーザーたちの羨望の的となりました。
高性能と、ハイスペックを売りとしたiPhoneXでしたが、防じん性や防水性を高めたが故の、様々なトラブルも問題となりました。
その対処法が公開されていないケースもあるようです。そこで現在、そうしたトラブルに対応した対処法も明らかにされてきました。
目次
iPhoneXを強制再起動する手順
最新機種として、発表されたiPhoneXが発売されて一定の期間が経ちましたが、かなりの人気機種という事もあり、品薄状態も続いているようです。
Homeボタンが廃止された為、更に見やすくなった画面は、前面ディスプレイとなり、有機ELディスプレイを採用している為、解消度も抜群です。
これまで見にくかった方や老眼でお困りの方も、朗報と言えるのではないでしょうか。
iPhoneは、高性能のコンピューターを搭載したスマートフォンで、それだけに原因不明のフリーズや不具合も少なからず生じているようです。
従来のiPhoneでは、Homeボタンを利用した再起動が主流でしたが、iPhoneXではHomeボタンが廃止された為、操作方法が従来とはだいぶ異なっています。
音量大ボタンを押して音量小ボタンを押して離す
これまでの日本の家電の多くは、ユーザーを意識するあまり、分厚いマニュアルに長い間保護されてきました。
しかし、世界的な資源減少の影響と、資源を再利用するリサイクル意識の高まりで、急速にペーパーレスの習慣が義務付けられるようになってきたのです。
確かに、ユーザーからしてみれば、分厚いマニュアルを把握するよりもまず、本体に触れてみたいといった感情は、当然の事と言えます。
しかし、iPhoneXを強制再起動する手順を、いったん覚えてしまえば何の問題もありません。
まず、iPhoneXの強制終了と再起動の操作手順は、音量大ボタンを一回押してさらに音量小ボタンを一回押して離します。
そして、サイドボタンを押し、アップルロゴの表示まで長押しすると、強制終了及び再起動が可能になります。
電源ボタンを長押しする
マニュアル文化に慣れた私たち日本人は、少なからず困惑する事となりました。
特に新たなiPhoneXでは、Homeボタンが無くなった為、困ってしまったという方も多くいます。
iPhoneXを強制再起動する手順が分からないといったケースも増えています。
しかし、従来の方法でも、強制終了及び再起動が可能ですので、一番手軽な方法としてこの方法をお試し下さい。
iPhoneXを、強制再起動する手順はいたって簡単で、まずはサイドボタンと音量大ボタンを2秒から3秒押す。
あるいは、サイドボタンと音量小ボタンを押すなど、いずれかの操作で電源オフのスライドスイッチを表示する事ができます。
電源オフのスライドスイッチが表示できたら、スライドスイッチをスワイプして電源オフするといった方法です。
電源をオンにする為には、サイドボタンを長押しするとリンゴマークが表示されます。
画面が消えたら指を離す
iPhone Xを再起動する方法として、サイドボタンと音量ボタンを利用した、電源オフのスライドスイッチを使用するという方法があります。
そして、強制再起動と呼ばれるリセットの方法には、音量を上げるボタンと音量を下げるボタンをそれぞれ一回押します。
サイドボタンを長押しする事で、リセットが出来る事がわかってきました。
この時のサイドボタンは、必ずアップルロゴが表示されるまで押し続けますが、画面が消えたら指を離しても大丈夫です。
指を離さなければならない理由は、再起動が行われるからです。
リセットの場合、いったん画面が消えても、続いて再起動が行われますので、いつまでも指で触れてはならないわけです。
再起動は、アップルロゴマークが表示されますのですぐに確認できます。
強制再起動をする時の注意点
パソコンなどコンピューターを搭載する機器には、万が一の為に通常の電源オフを行わない強制終了、あるいはリセットと呼ばれる強制再起動という方法があります。
iPhoneXもいわば、小さな集積回路ですので、コンピューターと同様に強制終了と強制再起動を行う事ができます。
ただし、パソコンなどと同様に、トラブルの解消に利用される事も多いです。
日常使用するものではありませんので、特に強制再起動をする時には、いくつかの注意点も存在します。
操作方法さえ学んでおけば、誰でも簡単に強制再起動をする事はできます。
実際にデメリットもありますので、いくつかの注意点を踏まえて、操作を行う必要があるのです。
通常の再起動ができる時には行わない
まず、強制終了と強制再起動は、通常の再起動ができる時には行わない事を心がけておいて下さい。
強制終了やリセット等の強制再起動は、画面がフリーズしたり操作がうまくいかない場合に行う、iPhoneXの不具合の最終的手段として行うべき方法だからです。
強制再起動時は、ロック画面に戻ってしまいますので、強制再起動後はフェイスIDでのログインが出来なくなります。
ただし、即座にパスコードでロック解除する事ができます。
そして最も重要な事は、従来のiPhone7の強制再起動の方法では、自動的に緊急通報してしまうという欠点があります。
これは、iPhone8やiPhoneXに搭載されている標準装備の一つで、警察などの緊急通報用電話に自動的につながってしまうからです。
未保存のデータ・ファイルは保存されない
強制終了や、強制再起動をする時の注意点として、通常の再起動ができる時には行わないという理由の1つで未保存のデータ・ファイルは保存されないといった欠点があります。
もちろん、起動中のアプリソフトなど、自動的にデータを記録する機能が付属するタイプもあります。
しかし、強制終了や強制再起動の状況下では、それも完全と言えないのです。
iPhoneXで起こり得るトラブルの対処方法として、強制終了やリセットはユーザー自身が簡単に行えます。
ですので、大切なデータやファイルなどは、外部記憶デバイスかメモリーカードなどに、こまめに保存しておく事をお勧めします。
また、復旧しないケースも考えて、大切なAppleIDやパスワードなどは、個別に保管しておく事をお勧めします。
iPhoneXで起こることが多いトラブル
iPhoneXは、これまでのiPhone7以前の機種に比べて、すべてが高性能でスペックの高いものと、ユーザーの評価がかなり高いものになっています。
主だったiPhoneXのスペックは、高画質のディスプレイや高性能なカメラ機能などは、実際にiPhoneXを所有して初めて感動するものです。
防水機能や防じん機能などもさらに強化され、高スペックプロセッサーには、Apple A11を搭載し、タスクによっては6コア同時駆動が可能という優れものです。
最新テクノロジーを集結した、ハイスペックマシンという事もあり、高価なのは致し方ないところですが、精密機械であるがゆえのトラブルもあるようです。
そこで、ユーザーの対策として、iPhoneXで起こる事が多いトラブルをいくつか覚えておく必要もあります。
何度も再起動してしまう
iPhoneで、過去起こったトラブルの一つに、iPhoneの本体が何度も再起動してしまい、操作が不能になってしまうという事態がありました。
これは、何の前触れもなく、特定のiPhoneで起こった現象で、無限ループが1分おきなどに繰り返される為、端末が使用不能になってしまうといった状況でした。
この時の原因は、特定のアプリを入手している際に起きた事がわかっています。
セキュリティアプリや家計簿アプリ、ゲームなどのアプリなど様々なアプリケーションで、こうした不具合が起こってしまいました。
理由の一つとして、こうした何度も再起動してしまうといった現象は、iOS 11.1以降の端末で起こりやすい事がわかっています。
対策として該当アプリの通知のオフなどがありますが、現在不具合を改善するiOS11.2が配布されていますので、こちらをダウンロードするとよいでしょう。
画面が真っ黒な場合
画面が真っ暗になってしまう状態は、いわゆるブラックアウトと呼ばれる症状です。
画面がフリーズしてしまった状態と同様に操作不能となり、一切の操作が不可能になってしまいます。
原因としては、バッテリーの不具合やバッテリー切れによるシステムダウンが考えられます。
また、iPhone自体のシステムトラブルによる、フリーズなどもその原因とされています。
対策としては、バッテリー切れの場合は、再充電を行う事で問題なく復旧させる事ができます。
難しいのは、iPhone自体のシステムトラブルによるもので、ユーザー側の応急処置として、強制終了によるリセットで復旧する場合もあります。
復旧しなかった場合は、専門の修理店で相談するのがベストと言えるでしょう。
ボタンが反応しなくなる
iPhoneシリーズでは、iPhone7以降から物理的なボタンがなくなり、タッチパネルと同様の感知式のボタンが採用されています。
以前のiPhoneシリーズでは、このボタンの不具合も多く、長く使い続ければボタンの故障する頻度も高くなっていました。
また、iPhoneXでは、ボタンそのものが完全に画面から消え、本体の下部分を最大限まで利用する事で、ディスプレイを大きくする事が出来るようになりました。
感応タイプのボタンであるiPhone7やiPhone8では、時よりこのボタンが反応しなくなるといったケースもあります。
両者の機体には、ディスプレイと同様の静電容量式センサーが採用されており、濡れた手や手袋をはめたままでは、反応しない事もよくあります。
フリーズして一切の操作を受け付けない
フリーズしてしまう現象は、iPhoneXに限らず、多くのiPhoneみられる症状です。
いったんフリーズしてしまうと、一切の捜査を受け付けませんので、ユーザーとしては困り果ててしまうのも致し方がありません。
一般的によくあるのが、端末やバッテリーなど、負荷がかなりかかっている事が原因として挙げられます。
特に、iPhone本体が熱を帯び、熱くなっている場合は、熱暴走によるブラックアウトやフリーズの原因となってしまいます。
本体が過熱している事があれば、まずは涼しいところに放置して、本体やバッテリーの温度を下げるように心がけましょう。
iPhone8やiPhoneXなどの最新機種は、特に防じん性や防水性の機能向上で、機密性が非常に高くなっており、こうした熱暴走になりやすいのです。
まとめ
これまでの、iPhoneと異なった操作性のiPhoneXですが、精密機械がある故のトラブルも、実際に起こっています。
そこで、すぐに慌てないためにも、ユーザー自身がiPhoneXが再起動できない時の対処方法を身につけて、
その場で対応する知識を持っておくのも大切な事なのです。