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iPhoneに寿命ってあるの?寿命を延ばす対策法

iPhoneに寿命ってあるの?寿命を延ばす対策法

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  • iPhone
  • 公開日:2018年10月31日   更新日:2019年09月23日

    大切に使い続けたiPhoneですが、厳密に言えば寿命はありません。

    しかし、一定の年数が経ってしまえば、メーカー側が修理などのサポートの終了を発表する場合もあります。

    電子機器には避けられない運命と言えるものです。

    しかし、上手にお手入れし、使い続けていく事で、iPhoneの寿命を延ばす事ができるのも分かってきています。

    こんな時はiPhoneの寿命が近いかも!

    以前とある記事で、iPhoneの耐用年数が3年間といったものを目にしました。

    しかし、Apple社では、iPhoneの耐用年数が3年だとは一言も述べていないようです。

    では、iPhoneの機能が、遜色なく稼働し続けていれば、寿命が無いかといえばそうではありません。

    機械であるがゆえの寿命をというものは、いつしか訪れるものです。

    では、iPhoneの寿命が近付いてきた場合、どのような症状が訪れてくるのでしょうか。

    それには、いくつかの重要なポイントがありました。

    最新iOSにアップデートできなくなった

    iPhoneのiOSは、本体やアプリを動作させる為の、大切なオペレーションシステムです。

    iPhoneの動作を常に快適に保つ為にも、最新iOSにアップデートする事は、様々なトラブルの防止策ともなります。

    ただし、ここで注意しておかなければならないのは、iOSのバージョンは常にハードウェアに依存しているというところです。

    つまり、iPhone本体が年数が経ってしまった為古くなり、最新iOSにアップデートできなくなった時が、寿命の目安と言えるでしょう。

    電池の持ちが悪くなった

    電池の持ちが悪くなったケースに、買い替えの時期を当てはめている方もいます。

    iPhoneのバッテリーにはリチウム電池が使われており、一般的には500回程度で性能が半分以下になるといわれています。

    これを1日1回の充電に当てはめてみると1年半程度ですので、2年経ってしまえば、電池の持ちが悪くなったと感じるのは当然の事と言えます。

    また、iPhoneの契約が2年縛りを条件にしている事もあり、2年周期での買い替えが多いわけです。

    使っているアプリがサポート外になった

    iPhoneのiOSと同様に、iPhoneで利用できるアプリケーションソフトは、常にiPhoneの性能に依存しています。

    iPhoneのアプリも、新たなiPhoneの機種が発表されるたびにバージョンアップされています

    しかし、時がたてばたつほどにiPhoneの性能の向上によって、ハードウェアそのものが古くなっていきます。

    そこで、使用するアプリが、サポート外になった時も、寿命がきたと考えるのが妥当と言えるでしょう。

    早めに買い替えをした方が良いシグナル

    iPhoneの買い替えは、個人の考え方によって変わってきます。

    若い世代の方ではiPhoneの契約の際に、2年縛りが課せられている為、2年周期で買い替える方も比較的多くいらっしゃいます。

    しかし、この2年縛りに対して、2018年に総務省からの行政指導が入り、今後こうした契約内容が緩和する事が考えられます。

    しかし当然ですが、早めに買い替えをした方が良い目安がある事は間違いなく、いくつかのポイントに着目して購入を検討しましょう。

    バッテリーがすぐになくなる

    現在、ほとんどの精密で使われているバッテリーは、リチウム電池と呼ばれるものです。

    iPhoneにも小型のリチウム電池が搭載されています。

    種類にもよりますが、リチウム電池は充電の回数によって劣化が起きます。

    iPhoneに使用されている一般的なリチウム電池では、約500回程度でその能力が半分以下になると言われています。

    2年周期で買い替える人が多いのは、こうしたバッテリーの問題もありますが、交換すれば問題はありません。

    音が出なくなる

    iPhoneの音が、出なくなったといった症状が現れた時は、まずは5つの項目についてチェックしてみましょう。

    まず最初に、マナーモードになっていないか、そしてBluetoothにスピーカーやヘッドホンを接続している場合は、設定をオフにします。

    そのほかにも、音量の調節や再起動を試し、最悪の場合は初期化を行う事になります。

    どうしても復旧しない場合は、修理が必要となりますが、買い替えの目安でもあります。

    動作の反応が極端に遅い

    多くの方が、iPhoneの買い替え時期の目安としているのが、アプリなどを使用している際に起こります。

    アプリの動作が鈍くなり、極端に遅いあるいは重たいと感じた時です。

    多くのアプリケーションは、iPhoneに搭載されているハードウェアの性能に依存しています。

    なので、どうしても旧式になれば動作が鈍くなってしまうのです。

    特に、スピードとアクションを必要とされるアプリなどは、ストレスがたまってしまいますので、買い替えの時期と考えてもよいでしょう。

    バッテリーの膨張

    バッテリーのトラブルは、様々な要因が重なっていてくるものです。

    そして、大変危険なのはバッテリーの不具合によって、爆発を起こしてしまう可能性がある事です。

    特にその前兆として、iPhone本体のバッテリー部分が、充電中に過熱していませんか。

    また、本体の使用の際に熱いと感じているならば、すぐにでもバッテリーの確認を行ってみましょう。

    バッテリーの膨張は、交換する事で改善されます。

    iPhone本体の寿命を延ばす対策方法

    長年親しんできたiPhoneほど、ユーザーにとって手放したくはないものです。

    大切に扱われてきたiPhoneは、雑に扱われたiPhoneよりも寿命が長くなる事がわかっています。

    一般的なiPhone機種は、8万円から10万円以上と比較的高価な品物ですので、できるだけ長く使い続けていたいものです。

    そこで、iPhone本体の寿命を延ばす対策を、いくつか講じてみてはいかがでしょうか。

    最新のiOSにする

    iPhoneは、超小型の集積回路が詰まっており、パソコンと同様にコンピュータによって動作しています。

    iPhoneの動作に、重要なシステムの一つがiOSと呼ばれるものがあります。

    これは、不具合やセキュリティ面など、様々なトラブルを未然に防ぐものでもあります。

    iPhoneを、常に快適に動作させる為には、このiOSを常に最新の状態に保つ事が必要不可欠です。

    ユーザーにとっても、様々なトラブルを未然に回避する事につながっているのです。

    寒すぎる・暑すぎる場所で使用しない

    iPhoneのケースの中には、様々な回路が組み込まれており、ある意味精密機器の集大成ともいえるものです。

    現在最新のiPhoneには、防じん機能や防水機能が施され、機密性がより高くなっています。

    しかし、それだけに水分などによる劣化が著しいことを物語っているのです。

    特に、寒すぎる場所や暑すぎる場所は、結露が生じやすく劣化が起こりやすい状態になります。

    つまり、耐久性もそれだけ悪くなるという事を覚えておいてください。

    落下防止の対策を十分に行う

    iPhoneの故障の原因となる落下は、iPhone本体のひび割れや破損の原因にもなるものです。

    特に表面のディスプレイ画面は、ひびが生じてしまうだけで、使用不可能になる可能性もあります。

    落下防止の対策としては、iPhone本体を専用のケースに入れておきます。

    また、ディスプレイ部分には保護シールを張っておくという方法が一般的に行われています。

    さらに、iPhone本体にカバーを付ければ、さらに落下防止対策として、リスクを抑える事ができます。

    水没のリスクをできるだけ避ける

    iPhoneの、故障の原因として多いのが、落下による破損のトラブルそして次に水没による故障が挙げられます。

    水没の原因として挙げられるのは、落としやすい場所にiPhoneを収納しているのが原因である事が多いです。

    次に手がすべってしまい誤って落としてしまうという事が挙げられます。

    水没のリスクを下げるには、水のある場所へと持ち込まないのが前提です。

    しかし、もしそうした場所に持ち歩かなければならない場合は、ひもにつるして所持しておくのがベストでしょう。

    バッテリーの寿命を延ばす方法

    iPhoneのバッテリーには、小型で非常に高電圧で、軽量なリチウムイオン電池というものが使用されています。

    この一般的なリチウム電池は、充電と放電を繰り返せば劣化するのが特徴で、500回の使用でその性能が半分以下になるといわれています。

    一昔前までは、バッテリーの充電方法に、0%充電が良いとささやかれたものです。

    ところが、実はこうした充電方法は、かえってバッテリーの劣化を招いてしまう原因となってしまうのです。

    高温での充電を避ける

    まず、バッテリーの寿命を延ばす方法として、直射日光を避け、電化製品などが置いてある高温になりやすい場所などでの充電は避けましょう。

    それというのも、バッテリーが電気を充電する時には熱が生じやすく、電池が発熱してしまうのです。

    これは、バッテリーの劣化を促進するものとなり、寿命をさらに短くしてしまう可能性があります。

    また少なからず、爆発などの危険性もあることを留意しておいて下さい。

    こまめに充電する

    以前は、リフレッシュ充電や、0%充電が良いと言われてきました。

    しかし、実際にはバッテリー内部での電極の物理的変化が起こりやすく、逆にバッテリーの劣化が進む事がわかってきました。

    したがって、iPhone本体の電池が完全に無くなる前に、こまめに充電しておく事が必要となります。

    Appleの公式サイトでは、バッテリー残量が20%から80%が適切な充電のタイミングとされており、バッテリーの寿命が30%ほど向上します。

    過充電をしない

    これは、すべてのバッテリーに言える事ですが、充電しっぱなしとする過充電には、劣化を促進させることがあります。

    また、多くの危険性が含まれている事を覚えておいて下さい。

    実際にはよくある事ですが、帰宅してから充電を行い、そのまま翌朝まで放置してしまっていませんか。

    充電器にさしっぱなしだと、劣化もどんどん進んでしまいますので、こうした充電方法は絶対に避けるべきです。

    長い間使わない時にも50パーセントほど充電をする

    iPhoneを長い期間使用しない、といった方はまれですが、それでも中にはあまり長く使用しない方もいらっしゃるかと思います。

    長い期間放置してしまうと、バッテリーが空になり、劣化の大きな原因となってしまいます。

    そこで、長期間使わないといった場合でも、50%程度は常に充電を心がけておきましょう。

    早く充電するには、本体の電源を切る、低電力モードをオン、機内モードで充電するといった方法があります。

    まとめ

    これまで、全く知らなかったバッテリーの寿命に対しても、かなりその理解度が進んだかと思います。

    iPhoneには、はっきりした寿命というものはありませんが、機種は古くなって使いにくくなるというケースは考えられます。

    最近の機種は、どれも高性能になっていますので、寿命を延ばす対策法も考えてみてはいかがでしょうか。