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iPhoneの同期ができないときの対処方法とは?
iPhoneはiTunesと同期することで画像や動画データなどを保存することができます。
通常、iTunesと同期を行う時はUSBケーブルやWi-Fiを利用してパソコンと同期をしますが、うまく同期ができないといった現象が発生したことはないですか?
このような不具合が発生したときに一体何をすればいいのか、iTune側、iPhone側で同期ができないときのチェックポイントや対処方法を解説していきます。
目次
iPhoneが同期できないときのiTunes側のチェックポイント
まずはiTunes側で確認していただきたいことを解説していきます
USBケーブルを違うものにする
基本的な事ですが、気がつかないと絶対に解決できないトラブルがUSBケーブルそのものの故障やデータ転送不良です。
使用する際には純正品のUSBケーブルが一番好ましいのですが、純正ケーブルでもケーブルそのものが劣化していたり、端子部分が壊れてうまく認識できなくなっているということもあります。
まずは、他の機器を接続したときにUSBケーブルを認識するか確認をしてみましょう。
もし、同様に接続が出来たり、出来なかったりという不安定な状態になっている方はUSBケーブルのトラブルを疑って新しいケーブルを用意した方が良いでしょう
また、問題は純正品では無い格安のケーブルを使っているパターンです。
100均で売られているような格安ケーブルはApple公認の認定(通称Made For iPhone認証)を受けていないケーブルがほとんどです。
うまく同期が出来ず、使っていてもiPhone側で「このアクセサリは使用できません」とエラーがでたりと機能としては不十分なこともあります。
なので、基本的にはUSBケーブルは純正品を使用することをお勧めします。
デバイスが認識されているか確認をする
そもそもデバイスそのものが認識されていない場合、同期は出来ません。
不明なエラーまたは「0xE」エラーが表示されている場合は認識されていないと考えてください。
ここで「このコンピュータを信頼しますか?」といった警告表示が出ているという方は信頼するをタップしましょう。
認識されているのかどうかがそもそもわからないという方はデバイスマネージャーで確認をしてください。
下記にWindowsとMacのデバイスマネージャーでの確認方法を説明していきます。
【Windowsの場合】
①左下の「スタート」をクリックしてアプリ一覧を表示させる
②アプリ一覧の「W」欄に「Windowsシステムツール」があるのでそちらをクリック
③その中にある「コントロールパネル」をクリック
④カテゴリ表示なら「ハードウェアとサウンド」をクリック、アイコン表示なら「デバイスマネージャー」をクリック
⑤「デバイスとプリンター」欄から「デバイスマネージャー」をクリック
⑥ここで開いているデバイスマネージャーの一覧に「ポータブルデバイス」という表示の左側にある矢印アイコンをクリック
⑦「Apple iPhone」があるかを確認
このやり方以外にも検索ボックスで「デバイスマネージャー」と入力するだけで直ぐに確認することもできます。
【Macの場合】
①「option」キーを押しながら Apple メニューをクリック
②「システム情報」または「システムレポート」を選択
③左側のリストから「USB」を選択します。
④「iPhone」があるかを確認
iTunesのソフトウェアをアップデートする
iTunesのソフトウェアが古いバージョンだとiPhoneとうまく同期できないケースもあります。
特に手動で更新をしている場合、お知らせがあってもつい、アップデートは後回しにしてしまい、結局やり忘れるなんてこともよくあります。
最新のiTunesにアップデートをするだけで同期問題がすんなりと解決するケースもあるので、常に最新のバージョンにしておくようにしてください。
WindowsとMacのバージョンアップの確認の仕方は以下です
【Windowsの場合】
① iTunes を開く
②iTunes ウインドウの上部にあるメニューバーをクリック
③「ヘルプ」「更新プログラムを確認」の順に選択
④ 画面の指示に従って、最新バージョンをインストール
【Macの場合】
①Appleマークをクリック
②システム環境設定を選択
③「ソフトウェアアップデート」をクリック
「音楽の同期」の設定を見直す
iTunesとiPhoneの音楽を同期するために必須になるのが「音楽の同期」設定なのですが、この部分が原因でうまく同期できなくなるケースもあります。
「音楽の同期」にチェックを入れているけどうまく反応しないという人は一度チェックを外してもう一度入れ直してみましょう。
操作方法は以下の通りです。
①iPhoneとパソコンを接続してiTunesを開く
②iTunes左上にあるiOSデバイスのアイコンをクリック
③設定項目が開くので上の方にある「ミュージック」を選ぶ
④「音楽を同期」のチェックを外す
⑤警告が出たら「削除」をクリック
⑥再び「音楽を同期」にチェックを入れて「適応」をクリックする。
「音楽とビデオを手動で管理」を無効にする
これも知らないうちに実行していることで同期がうまくいかなくなってしまうパターンです。
「音楽とビデオを手動で管理」を有効にしている方は無効にしてみましょう。
操作方法は以下の通りです。
①iPhoneとパソコンを接続した状態でiTunesを開く
②iTunes左上にあるiOSデバイスのアイコンをクリックして設定項目を開く
③「概要」をクリックして端末の管理画面を開く
④「オプション」項目の中にある「音楽とビデオを手動で管理」にチェックが入っていたら外す。
iPhoneが同期できないときのiPhone側のチェックポイント
次にiPhone側で確認していきたい項目を説明していきます。
iPhoneのOSが最新バージョンか確認をする
iTunes側の最新バージョンの確認を行ったのと同様に、iPhone側でもOSが最新バージョンになっているか確認をしましょう
iPhoneのiOSが古いとうまく同期できないことがあり、iTunesもiPhoneも最新のバージョンにしないとうまく同期できない場合があります。
バックアップなどの作業をしたいという方はとりあえず両方とも最新のバージョンが出ているのかをチェックして更新する必要があります。
iPhone側でiOSのバージョンを確認する方法は以下の通りです。
①ホーム画面から「設定」を開く
②「設定」の中にある「一般」をタップする
③「ソフトウェアアップデート」をタップする
最新のバージョンならば「お使いのソフトウェアは最新です」と表示され古いと「今すぐインストール」や「ダウンロードとインストール」と表示されます。
ダウンロードが必要な場合は、Wi-Fi接続に切り替えてからダウンロードして最新のOSにアップデートしてください。
OSが古いままだと色々とトラブルが出やすいので、随時チェックしておくと良いでしょう。
「iCloudミュージックライブラリ」をOFFにする
iPhoneでは「Apple Music」という定額で聴き放題の音楽ストリーミング配信サービスが開始されました。
これが配信されるようになってからiOSのミュージックアプリには必ず「iCloudミュージックライブラリ」という機能が追加されるようになりました。
この機能はiCloud上にiPhone端末で保存してある曲が保存され、iCloudを通じて別のiPhoneやiTunesやiPadに同期させることが可能となるのです。
ただし、「iCloudミュージックライブラリ」の設定をオフにしなければ同期が出来なくなります。
設定の確認をするには以下の通りです。
①ホームから「設定」を選ぶ
②「ミュージック」を選択
③「iCloudミュージックライブラリ」をオフにする
iCloud上で保存するこのサービスは他の端末でもオンとオフがきちんと揃っていないと同期エラーが出てしまいます。
iPhoneの空き容量を確認する
iPhoneの容量がいっぱいになっていると、同期が出来ない可能性があります。
iPhone側の容量不足であることが多いので、アプリや音楽、動画、写真の中で不要となっているデータを削除して容量に空きを作りましょう。
まずはストレージの使用状況を確認しましょう。
【ストレージの確認方法】
①ホームから「設定」を選択
②「一般」を選択
③「IPhoneストレージ」を選択
iPhoneを再起動する
端末デバイスそのものにバグがあるパターンもありますので、再起動するだけで治ることもあります。
シンプルではありますが、コンピュータが普及してきた当時から用いられる万能な直し方です。
とりあえず同期がうまくいかないならば再起動してみましょう。
コンピュータ側のエラーも考えられるので、ついでにコンピュータ側も再起動してください。
パソコン側でも再起動するだけでUSBデバイス接続の読み込みに成功するということもあります。
それでもiPhoneが同期できない場合の対処法
さまざまな対処方法を紹介してきましたが、それでもiPhoneの同期が出来ない場合は端末自体の修理もしくは新しく購入するなどの検討が必要かもしれません。
iPhoneを修理に出して原因を確認する
まずは本当に故障しているのか確認をしてもらうためにも修理に出すことを検討してみてください。
iPhoneを修理に出したい人のために、おすすめなのが「リペアマン」です。
全国にある修理店を紹介していますので、皆さんにあった修理店を探すことができます。
また、修理に出す場合はiPhoneに保存しているデータなどのバックアップをとっておくことが大切です。
万が一、データがなくなる恐れもあるので、大切なデータはバックアップをしておきましょう。
【バックアップ方法】
1、 iPhoneをWi-Fiに接続する
2、 設定を選択肢、「AppleID」を選びます
3、 iCloudを開き「iCloudバックアップ」をオンにする
4、 「今すぐパックアップを作成」を選ぶ
バックアップは5GBまで無料です。バックアップをするデータ量を確認し、実行しましょう。また、事前にAppleIDを取得して、設定が必要ですのでお忘れなく。
新しくiPhoneを買い替える
同期ができず、修理に出すとなると高額になる可能性があります。もしかしたら修理代で新しいiPhoneが買えてしまうなんてこともあり得るかもしれません。
そこまでして修理する必要がない方は新しいiPhoneの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
そして、そこまで最新機種にこだわりがなく、使用できればいいと考えている方にお勧めなのが中古iPhoneです。
現在では、ネット上で多くの中古iPhoneを取り扱っているお店があります。
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専門知識を持った第三者によって検査・クリーニングされ、必要に応じて修理などで調整を受けたものです。